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まちのわだい

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熊本県阿蘇市

■甘くておいしいね
一の宮まどか学童クラブ トマトの収穫体験
7月31日、一の宮小学校の一の宮まどか学童クラブの3年生19人と4年生5人が市内のビニールハウスを訪れ、トマトの収穫を体験しました。
食のありがたみを知ってもらおうと長門範隆(ながとのりたか)さんとクラブが企画。児童たちは長門さん宅のビニールハウス1棟の中で、真っ赤に実ったトマトを食べたり袋に詰めたりしながら収穫しました。参加した児童の1人は「袋に詰めるのに夢中で食べられなかった」と笑顔で話しました。

■参勤交代の旅を応援
阿蘇ロータリークラブ トマト振る舞う
小中学生が大分市から熊本市までを7日間かけて歩く「参勤交代・九州横断徒歩の旅」が開催されました。
8月19日には波野から内牧まで約21キロメートルを移動。今町神社では阿蘇ロータリークラブが、参加者に阿蘇市産のミニトマトやかき氷などを振る舞いました。
大分市から参加した小学5年の児童は「かき氷やトマトを食べて元気が出た。熊本城までがんばって歩きたい」と話しました。

■鮮やかな名画 ふるさとへ
故・金子昌子さん制作の絵画を寄贈
阿蘇市出身の画家である故・金子昌子さんが制作した絵画8点が市役所など市内の施設や金融機関に寄贈されました。
金子さんは孔雀や花などをモチーフにした作品を多く制作し、日本最大級の総合美術展覧会である日展で入選するなど第一線で活躍。1980年代には美術雑誌に紹介されるなど日本を代表する画家との評価も受けました。
絵画を寄贈した金子さんの娘の夫で國學院大學教授の野中哲照さんは8月9日、市役所を訪れ、「本人の故郷である阿蘇市の皆さんに見てほしい」と話ました。

■災害に備えて
市と株式会社清峰院が協定締結
7月29日、市と株式会社清峰院は、大規模災害時の遺体安置所開設などについて協力する協定を締結しました。
大規模災害時、同社が市内で運営する3つの葬儀場を遺体安置所として提供するほか、棺や骨壺などの必要な資機材を提供します。
佐藤市長は「ご遺体の尊厳やご遺族の気持ちに寄り添った対応をできるようになる。協力いただけるのは大変ありがたい」と話しました。

■ずっと元気で暮らすために
サロンリーダー向け研修開催
7月31日、熊本トヨタ自動車株式会社と損害保険ジャパン株式会社によるサロンリーダー向け研修が阿蘇保健福祉センターでありました。
両者が市と結んだ包括連携協定によるもので、参加者は自動ブレーキなど運転支援システムや運転免許更新の際に行われる認知機能検査などを体験しました。サロンリーダーは各地区の高齢者向けサロンで中心的な役割を担っており、サロンを通した地域への交通安全意識の広がりが期待されます。

■古式ゆかしく粛々と
国造神社・阿蘇神社で御田祭
国指定重要無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」の一つ、御田祭が7月26日に国造神社、28日に阿蘇神社で行われました。
神職や早乙女を乗せた馬、白装束で神様の食事を運ぶ宇奈利(うなり)、神様が乗る神輿(みこし)を担ぐ駕輿丁(かよちょう)、田植え人形を持った小学生などの神幸行列が集落や青々しい田園の中を練り歩き、五穀豊穣を祈願しました。

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