心と体の健康のために めざそう 8020

2／24

8020(ハチマルニイマル)とは80歳以上の人が自分の歯を20本以上保っていることです。成人は32本の歯が生えますが、このうち20本以上自分の歯があればほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、おいしく食べられると言われています。

■〔8020無料健診〕高齢者のよい歯のコンクール
8020を達成した人を、阿蘇郡市歯科医師会が表彰します。コンクールに応募する人は、下記の歯科医院で歯科健診を受けてください。健診は無料です。
期間：10月7日(月)～10月18日(金)
※土・日・祝日を除く
表彰対象者：満80歳以上で自分の歯が20本以上ある人(10月1日現在)

ポイント：
・受診する前に歯科医院に電話で予約してください。
・後期高齢者歯科健診とは異なります。

■歯の健康を保つための3つのポイント
◆POINT1　歯磨き
歯磨きの基本：
(1)歯ブラシの毛先を歯の面に垂直にあてる
(2)ゴシゴシと力強くではなく、優しく軽い力で
(3)小刻みに動かし、1本ずつ磨く

歯に付着した歯垢の中にいる細菌は、食べ物の中の糖を栄養源にして増殖します。歯磨きで歯垢を落とせば、むし歯や歯周病を防ぐことができます。

○寝る前は特に丁寧に歯磨きをしましょう
寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、自浄作用が低下するため、細菌が繁殖しやすくなります。朝昼の歯磨きよりも時間をかけて丁寧に磨きましょう。

○あなたの磨き方は大丈夫?
「毎日歯を磨いているから大丈夫」。そんな人も要注意です。磨き方に偏りがあったり、いつも同じ歯に汚れが残っていると、そこからむし歯や歯周病になってしまいます。正しい歯磨きの方法をマスターして、「むし歯ゼロ」「8020」を目指しましょう!

○歯垢を除去しましょう
歯と歯の間、歯と歯茎の間、噛み合わせの面は、歯垢がつきやすいにもかかわらず、歯ブラシが届きにくく、ついついおろそかになってしまうところです。
下のポイントに注意して歯垢を除去しましょう。
歯垢を除去するためのポイント：
(1)歯と歯茎の間は、歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目にあてて、優しく磨きます
(2)歯を磨くときは、一本ずつ磨き、磨く順番を決めることで、磨き残しをなくすことができます
(3)歯間ブラシや糸ようじを使うと磨きづらい歯と歯の間も磨くことができます

◆POINT2　食習慣
おやつは時間を決めて規則正しく
細菌が食べ物の中の糖を栄養源にしてつくる酸によって歯が溶けることでむし歯になります。
唾液には、食事のあと酸性に傾いた歯垢を中性方向に戻す働きがあり、だらだらおやつを食べると酸の産出にだ液の働きが追いつかなくなります。

◆POINT3　歯科検診
定期的に歯医者さんへ
かかりつけ歯科医院を決め、年に1、2回検診を受けましょう。

問合せ：健康増進課
【電話】22-5088