■なんでも南部分署
◆9月9日は『救急の日』
皆さんの勇気が命をつなぐ。
今回は救急の日ということで、AEDの操作方法についてお伝えします。
▽AEDとは
心臓が突然止まるのは、心臓がぶるぶると細かくふるえる「心室細動」が原因となることが少なくありません。この場合、できるだけ早く電気ショックを与えることがとても重要で、AEDはこの電気ショックを行うための機器です。自動的に心電図(心臓の動き)を解析して音声メッセージで指示してくれますので、一般の方にも簡単に操作することができます。
▽操作方法
(1)AEDの電源を入れる…本体のふたを開け、電源を入れます。
(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。)
(2)電極パッドを貼る…傷病者の胸をはだけ、ケースに入っているパッドを取り出します。電極パッドの袋に描かれているイラストに従って傷病者の肌に直接貼ります。
(3)心電図の解析…パッドを貼りつけると《体から離れてください》などの音声が流れるため、AEDの操作者は「離れて!」と注意を促し、誰も触れていないことを確認します。
(4)電気ショック…「ショックが必要です」と音声メッセージが流れたら、誰も触れていないことを確認してショックします。そして直ちに胸骨圧迫を開始します。
▽ポイント
電気ショックを行う際など、やむを得ない場合を除いて胸骨圧迫の中断を最小限にしましょう。
AEDが近くにある際は、積極的に使用し、命を救いましょう。
◆台風への備えを‼
今年も大きな被害をもたらす、台風の時期がやってきました。
被害を防ぐために、対策をして備えておきましょう。
・窓の補強や、物が飛ばされないように固定、または収納。
・避難場所への経路、家族などへ連絡手段の確認。
・非常食(最低3日分)や断水に備えて飲料水や生活用水の確保など。
これらの対策は、大雨や風が強くなる前に済ませておいてください。
台風が過ぎた後も、土砂崩れなど危険がありますのでご注意ください。
問合せ:【電話】0967-62-9034
火災・救急【電話】119
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