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いしかわ百万石文化祭2023ダイジェスト 七尾の文化をこれからも

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石川県七尾市

いしかわ百万石文化祭2023(第38回国民文化祭、第23回全国障害者芸術・文化祭)が、10月14日から11月26日までの44日間、県内全ての市町を会場に開催されました。
市では七尾の文化、歴史の魅力を生かした事業を催し、市民をはじめ全国から訪れた皆さんが思い思いの文化にどっぷりつかりました。31年ぶりの文化の祭典に沸いた様子を振り返ります。

■いしかわ百万石文化祭2023閉幕
県内全市町で44日間にわたって151の事業を展開し、文化の奥深さを伝えました。
閉会式では振り返り映像や、文化の発展を願う演奏、踊りが披露され、次期開催地である岐阜県へ大会旗が引き継がれました。

■歴史を学び伝える
NHKの番組「ブラタモリ」で案内役を務めた、京都大学の山村亜希教授が、城下町から港町へ発展した七尾の歴史を解説しました。
七尾は、前田家がつくった金沢や富山、高岡などの城下町とは違い、港を取り込む例外的なつくりだったと指摘。そのことが、城がなくなった後も、経済都市として発展することにつながったと説き、参加した市民は熱心に耳を傾けていました。

■全国の愛好者が七尾を詠む
俳句や川柳の愛好者が集い全国大会を開催。俳句の祭典では、市内を巡り七尾の情景を詠みました。会場内には、七尾市PRブースを設け、来場者に七尾の文化を発信しました。

■市民キャスト堂々の熱演
画聖「長谷川等伯」の波乱に満ちた生涯を、仲代達矢さん演出で、無名塾と市民キャストが全15公演を熱演。
能登演劇堂でしか味わえない舞台で、市内外から訪れた6447人を魅了しました。

■障害がある人の芸術活動を応援
障害福祉サービス事業所利用者の皆さんに長谷川等伯の水墨画に挑戦してもらい、作品展を開催しました。

■七尾が誇る四大祭りを体感
地域の若衆と一緒に奉燈を担いだり、太鼓打ちに挑戦したりと、祭り文化を体感してもらいました。

■文化の”これから”を考える機会に
文化は、芸術的なものに限らず、その地で育まれてきた祭りや風習、食などさまざまで、私たちの心に彩りを与えてくれます。いしかわ百万石文化祭を通じて、七尾が持つ文化や歴史の価値を再認識し、七尾の文化のこれからを考えるきっかけになったのではないでしょうか。

問合せ:スポーツ・文化課国民文化祭推進室
【電話】53-1125

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