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自治体の皆さまへ

みんなの笑顔

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石川県七尾市

■気球に乗ってみよう~能登島の景色を一望~
・6月8日(土)、9日(日)場所…能登島マリンパーク海族公園
能登島の子どもたちや地域の人を元気付けようと熱気球の無料乗船イベントが開催され、多くの家族連れでにぎわった。9日には月一度の「能登島応援まあそい市」も行われた。
バーナーの熱を受け浮き上がった気球が、辺りを一望できる高さまで上昇すると、乗船者は気球からの景観に歓声を上げた。
金沢市から家族で訪れた川浦一輝さんは「風もなく、海が見える良いロケーションを楽しめた。来て良かった」と笑顔を見せた。

■能登島の民話がアニメーションに~「蛸神(たこがん)さま」を後世に引き継ぐ~
・6月18日(火)場所…能登島小学校
能登島向田町を舞台とする民話のアニメ完成上映会が行われ、3~6年生の53人が観賞した。題名は「蛸神さま」で、タコが火事から家を守ったという伝承が基となっている。
鑑賞を終えた児童は「知らなかったのでびっくりした」「これからも蛸神さまを大切にしたい」とそれぞれに学びを深めた。
上映会の前には、沼田心之介監督が茶谷市長を訪れて本作のDVDを手渡し、「これからもこの民話を残していってほしい」と話した。

■長野県上田市からブックバスが来校~被災した児童に本をプレゼント~
・6月14日(金)場所…和倉小学校
長野県上田市にある本の買い取りと販売を行う株式会社バリューブックスが、被災した子どもたちを元気付けようと約2,000冊の本をバスに積み来校。全校児童に一冊ずつ無料で本をプレゼントした。
児童は学年ごとに本が並ぶバスに乗り、それぞれお気に入りの本を選んだ。選び終わると、黒板のように書いたり消したりできるバスの側面に思い思いに文字を書いたり、絵を描いたりして楽しんだ。
1年生の村田朱優(しゅう)さんは「本がもらえてうれしい。いっぱい読みたい」と笑顔を見せた。

■小学校でけん玉集会~日本一のけん玉師から直接指導~
・6月20日(木)場所…小丸山小学校
児童がけん玉に興味を持つことを目的に、けん玉師で大道芸パフォーマーのしげきひろしさんを迎えて全校集会が行われた。
今年で3回目となる集会で、しげきさんが独自の大技を次々に披露すると、全校児童343人から拍手と歓声がわき起こった。その後、児童たちはけん玉の持ち方や基本の技などの指導を受け、技能を測るけん玉検定にも挑戦した。
1年生の神野美月さんは「初めてだけど楽しかった。もっと上手になりたい」と意欲を見せた。

■元プロテニスプレーヤーの佐藤直子さんが講演~逆境に立ち向かう力~
・6月21日(金)場所…中島中学校
能登和倉国際女子オープンテニス実行委員会による学校訪問が行われ、実行委員長で七尾ふるさと大使の佐藤直子さんが諦めないことの大切さを語った。
逆境に立ち向かう力をテーマに、テニスの大坂なおみ選手や錦織圭選手のエピソードを紹介し、諦めずに取り組んでほしいと呼び掛けた。
2年生でバドミントン部の垣内柚乃さんは「強い相手に勝てないと決めつけず、諦めずに頑張りたい」と気持ちを新たにした。

■トキ・ライチョウ学習会~地域の環境保全と生物多様性を学ぶ~
・6月27日(木)場所…中島小学校
生き物の豊かな個性とつながりを知り、地域の環境保全を考えるために、5年生32人が絶滅の危機に瀕しているトキとライチョウについて学んだ。
県職員が講師を務める学習会で、児童たちは能登半島から姿を消したトキと再び共生するために、地産地消を心がけることや地域に生息する生き物を知ることが大切だと学び、「中島地区の水田で生き物調査をしたい」と意欲を見せた。
学習会が終わり、坂本陽(あき)君は「今日学んだことを家族や友だちに知らせたい」と話した。

■インターハイ出場報告~スポーツで地域に笑顔と勇気を届けたい~
・6月21日(金)場所…七尾市役所
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場する鵬学園高等学校の女子バスケットボール部、サッカー部、体操部、ソフトテニス部、陸上競技部の生徒が茶谷市長に大会での健闘を誓った。
同校の上坂俊就(としなり)校長は「被災した中での大会出場はとても価値がある。大会での勝利が復興を後押しできれば」と生徒の活躍を期待した。
初出場となるサッカー部の生駒晟司(じょうじ)副キャプテンは「全国制覇を目指す。地域に笑顔と勇気を届けられるよう頑張りたい」と意気込んだ。

■七尾市消防団が消防庁長官表彰を受彰~能登半島地震での消防団活動が評価~
・6月28日(金)場所…七尾市役所
令和6年能登半島地震での災害対応活動が評価され、七尾市消防団が防災功労者表彰消防庁長官表彰を受けた。源田秀樹団長、大山正樹副団長、岩﨑昌敏分団長が茶谷市長に受賞を報告した。
市消防団は地震の発生後、約2日間で169人が活動。倒壊建物からの救出や土砂崩れによる家屋閉じ込めからの救出など、自らの危険を顧みず人命救助に尽力した。
大山副団長は「団員一人一人の働きがあって地域を守ることができた」と胸を張った。

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