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自治体の皆さまへ

【Zoom Up】災害の被害想定を分かりやすく 3Dデジタルマップを公開

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神奈川県厚木市

「あつぎ3Dデジタルマップ」は、市内の建物や地形、形状などを三次元化し、ハザードマップなどの情報と重ね合わせて見られる地図です。マップで自宅や会社の周辺などを確認、災害に備えましょう。

市では、台風や集中豪雨による風水害や地震に備えるため、ハザードマップを作成し配布しています。情報伝達のデジタル化が進む中、パソコンやスマートフォンでより詳しく確認できるよう、あつぎ3Dデジタルマップ(以下デジタルマップ)を4月から公開しました。

愛TV(市広報番組あつぎ愛テレビ):5/1〜

◆災害リスクを可視化
デジタルマップには、市内全域の建物や地形などが立体的に表示されます。洪水浸水・土砂災害・地震(震度分布図・液状化危険度)ハザードマップの情報を重ね合わせると、市内で想定される災害リスクを三次元で確認できます。紙のマップに比べ、直感的に被害想定が分かるため、避難経路や自宅で必要な備えをイメージしやすくなります。
市では、市民の皆さんがアクセスしやすく、知りたい情報を簡単に見られるよう、災害の種類に応じたアクセス方法を設けました(下記参照)。使い方は、市ホームページからデジタルマップにアクセス後、確認したい災害情報を選ぶだけです。
災害情報に加え、走行ビッグデータを活用したヒヤリハットマップも閲覧できるように整備しました(下記参照)。

◆より災害に強いまちに
デジタルマップは、住んでいる地域に合わせた具体的な備えや子どもたちの防災教育にも役立てられます。市では今後、市民の皆さんに被災想定や復興に向けての理解を深めてもらうため、復興まちづくり訓練の実施を計画。地域の特性に合った対策をすることで、復興に向けたスムーズな体制を整えるようにします。デジタルマップのデータは、国土交通省のサイトにもオープンデータとして公開。民間企業や大学による、観光・まちづくり・地域活性化など、災害以外の分野での活用も期待されています。
これから本格的な台風・大雨シーズンがやってきます。デジタルマップを確認し、いざという時に備え、身の回りのできることから始めてみませんか。

問合せ:都市計画課
【電話】225-2400

■あつぎ3Dデジタルマップの使い方
(1)「あつぎ3Dデジタルマップ」で検索
(2)知りたい災害の画像をクリック
※情報を加えたい場合はレイヤーから選択

問合せ:都市計画課
【電話】225-2400

■24時間365日分のデータから交通事故や混雑箇所を解析 走行ビッグデータのマップが完成
市内を走行する車両から得られる膨大な量の交通データを解析し、二つの地図に表示しました。事故防止や混雑緩和に活用できます。

▽交通安全マップ
過去3年分の交通事故の詳細と事故につながるヒヤリハット箇所を表示

▽交通混雑マップ
市内を走行する車両の情報を解析し、混雑箇所を表示

▼ビッグデータを使った市の取り組み
▽ヒヤリハット地点、交通事故が多い箇所
地域の実態に合わせて、路面標示や速度抑制効果が得られる安全対策を実施

▽交通混雑箇所
混雑解消に向けて警察・国・県と協議

問合せ:道路総務課
【電話】225-2300

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