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【特集】厚木を味わう(6) 「おいしい」でつながる

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神奈川県厚木市

■マルシェで味わう
市民朝市の他にも、各地で新しい市(いち)が始まっています。

▽小さな森の中のマルシェで地元産を楽しむ
厚木農園
鈴木 恵示さん(31・飯山)
飯山の農園で月に1回、野菜や菓子、雑貨などを販売するマルシェを開いています。今までは農園で育てたイチゴ・ブルーベリーのもぎとりやトマトの販売などをしていましたが、農園の周りの自然を生かして、もっと多くのお客さんと触れ合える機会をつくりたいと考えマルシェを始めました。農園で育てた農産物の品ぞろえは収穫時期によってばらつきがありますが、四季を通じて人が集まれるよう、パン屋やキッチンカーなどの出店の他、イベントを開催しています。自然豊かな雰囲気や空間を気に入ってくれる人が多く、何度も足を運んでくれるお客さんや市外、県外から訪れる人もいます。販売だけでなく出店者とお客さん同士が顔を合わせ、新しいつながりが生まれる場になってほしいです。これからも厚木を活気づけ、地域を盛り上げていきたいです。

▽ちっちゃ森マルシェ
日時:11月17日 10~15時
場所:厚木農園
内容:野菜、パン、手作り品の販売、キッチンカーの出店、イベントなど

問合せ:厚木農園
【電話】080-4771-3110

▽地産地消で地域を元気に
森の里朝市運営委員会会長
仁藤 和子さん(75・森の里)
森の里と玉川の生産者を中心とした朝市を月2回開いています。開始から3年目を迎え、現在は常設店と臨時出店合わせて19店舗が出店。地産地消・地域の活性化・コミュニティの場・地域福祉の増進・子育て世代の流入の5つをコンセプトに、生産者の皆さんが自ら生産・製造した物だけを対面で販売しています。
毎回、子どもから高齢者まで楽しめるイベントを企画し、世代間・地域交流の場にもなっています。野菜などを販売するだけではなく、野菜や米などを持ち帰れない方のための無料宅配サービスや、特別支援学級の児童による出店、福祉団体の作品の販売や募金活動など、地域福祉にも力を入れています。地域が元気になれる場所として、これからも力を合わせて長く続けていきたいです。

▽森の里朝市「森もり市」
日時:5〜12月の第2・4土曜 7時~7時30分
場所:若宮公園西駐車場
内容:新鮮な野菜、果物、パン、焼き菓子、総菜、花、麺、手作り品の販売

問合せ:森の里朝市実行委員会
【電話】080-3442-8356

■直売所で味わう
採れたての野菜などが並ぶ直売所は、作る人と食べる人をつないでいます。

▽生産者とお客さんを近くに
市まるごとショップ「あつまる」店長
萩原 ゆかりさん(57・厚木町)
市内の農家さんが育てた野菜や果物、花を販売しています。その日に売る野菜の種類や量、価格は全て農家さんが決めて、前日の夕方や当日に収穫された新鮮な食材が並びます。厚木産の野菜を目当てに来る方も多く、「収穫されたばかりで新鮮です」「今が旬でおいしいですよ」などと説明することもあります。農家さんと毎日顔を合わせているので、お客さんから「おいしかったからまた買いたい」という声を聞くとうれしいです。これからも生産者の皆さんとお客さんをつなぐ場所でありたいです。

▽毎日変わる農畜産物との出合いを楽しんで
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」店長
清田 陽平さん(40)
600人以上の生産者が毎日新鮮な地場農畜産物を出荷し、常時1000点を超える商品がそろっています。店内では、農畜産物の他に、手作りの加工食品や手芸品、花の苗など、さまざまな商品を販売しています。開店前に生産者が商品を並べているので、納品次第で商品が変わるのも楽しめるポイントの一つです。ラベルには生産者の名前やお薦めの食べ方などが載っているので、思いを感じてもらえたらうれしいです。今後も、「厚木のおいしい」を届けていきます。

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