■「あつぎSDGsパートナー」に37団体が仲間入り
▽楽しみながら学ぶ「あつぎSDGsフェスティバル」を開催
持続可能な開発目標SDGsを学べるイベントが、アミューあつぎで開催されました。市内の大学や企業などがブースを出展し、親子連れなど約2500人が訪れました。企業・団体などが参加できる「あつぎSDGsパートナー」の登録式も開催し、新たに37団体が仲間入りしました。
イベントは、SDGsを楽しく学んでもらうため、市地方創生推進プロジェクトが主催。市内大学生によるクイズラリーやボードゲーム「厚木市版Get The Point」の体験会などを実施しました。間伐材のストラップ作りに参加した亀井柚菜さん(7・妻田)は「耳が聞こえない体験ができるコーナーに興味があって来た。いろいろ作って、遊べて楽しかった」と笑顔を見せました。
■来年3月末まで市役所に募金箱を設置
▽能登半島での大雨災害への募金活動を実施
「令和6年9月能登半島大雨」災害義援金の、街頭募金活動を実施しました。市や市社会福祉協議会を主体に53人が参加し、本厚木・愛甲石田駅周辺で通行人に募金を呼びかけました。
募金活動は、災害に遭われた方たちを支援するために実施。買い物や帰宅などで駅の利用者が多い夕方の時間帯に、募金箱を持って街頭に立ちました。当日は、1時間ほどの活動で約16万7000円の募金が集まり、日本赤十字社を通じて被災地に送りました。
市では、市役所本庁舎総合案内と、福祉総合支援課、地域包括ケア推進課に、来年3月まで募金箱を設置。「令和6年能登半島地震」災害義援金の募金活動も、公共施設26カ所で実施しています。
■交通事故防止を呼びかけ
▽市内15地区に「民間交通監視所」を設置
秋の全国交通安全運動期間(9月21~30日)に合わせ2日間、市内15地区に「民間交通監視所」が設置されました。自治会役員や交通安全指導員など約300人が、通行人に飲酒運転の根絶や高齢者・子どもの事故防止を呼びかけました。
この活動は、市交通安全対策協議会を主体に毎年実施。市内主要路線や交差点に設置した監視所の前にのぼりや赤色灯など掲出し、チラシや夜間に車の光を反射するリストバンドなどの啓発物品を手渡しました。
自治会長の新倉啓一さん(79・戸室)は「皆さんの交通安全に対する意識を高め、事故が1件でも減ればという思いで活動している。日頃から小学生の見守りなどもしているが、継続して安全確保に努めたい」と話しました。
■未来の厚木を語り合う
▽第11次総合計画策定に向けたワークショップを開催
新たな総合計画の策定に向け、中学生以上の市民を対象にしたワークショップ「あつぎ未来創造プロジェクト」を開催しました。無作為で選出した13~81歳の市民25人が市役所に集まり、まちの強み・弱み、厚木らしさなどを語り合いました。出された意見は、計画策定に生かしていきます。
ワークショップは、2026~35年度を計画期間とする総合計画の策定に向け、幅広い立場の市民が考えるまちの将来像や意見を聴くために開催。この日は、6グループに分かれ「あつぎの強みと弱み」をテーマに話し合いを開始。「山や川などがあり自然が豊か」「企業が多く財政基盤が整っている」「交通混雑する箇所が多い」などの意見が出されました。
市では、今後も中学・高校生と女性を対象にしたワークショップを開催します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>