寒川町の町の花「すいせん」が、今年度の春に制定50周年を迎えました。
この節目の年に町の花「すいせん」を町民の皆さんに再認識していただけるよう、桜が満開のさむかわ中央公園や人の往来が多い寒川駅北口のロータリーにある時計台の下、そして町内の小・中学校の卒業式など、町中(まちじゅう)を1万2,000株のすいせんで彩る記念事業を企画しています。
■町の花「すいせん」制定50周年記念事業
町の花と木には、美しい花と緑にあふれた住みよいまちづくりを進めていきたいという願いと、次の時代を背負って立つ子どもたちに花や木を愛する気持ちを引き継いで広めていってもらいたいという願いが込められています。
町の花は昭和48年に町民からの投票により選ばれました。「すいせん」は200票、次点の「カーネーション」は192票という接戦での決定でした。
なお、町の木「もくせい」は273票、次点の「くすのき」は146票での決定になりました。
■日本一のすいせんの町にする会(スイセンズ)
町の花「すいせん」制定50周年に向けて、「すいせんでもっと町を盛り上げよう!」と令和2年に結成したボランティア団体です。現在、メンバーは21人で、毎週火曜日にすいせんの植栽や草むしりなどの活動を行なっています。
昨年度には町内の保育園・幼稚園の園児たちと一緒にさむかわ中央公園の桜並木の下ですいせんを育てる事業も行うなど「すいせんの数ではなく、町民が町の花を知り、みんなで植栽をするといった『こころ』の部分で寒川町を日本一のすいせんの町にしたい」という想いで活動しています。
寒川町を日本一のすいせんの町に!!
■記念事業の実施に向けて
10月29日、さむかわ中央公園ですいせんの植え付けを実施しました!
・これらの球根をボランティアの皆さんに植えてもらいます。プランターは400個。プランター1個に対し、5個の球根を植えていきます。
この球根がきれいなすいせんになるんだね
・スイセンズが植え方を教えてくれました。シャベルで穴を掘り、球根の天地に気を付けながら植えてみましょう。
穴の深さは、球根2~3個分が目安だよ
・どろんこになって植えてくれました。楽しんでくれたかな。
すいせんの花言葉は「尊敬」「神秘」など
朝からあいにくの雨で開催が危ぶまれましたが、開始時刻にはすっかり晴れ、無事植え付けを開始することができました。
広報紙を見てきていただいた方々や町内の少年・少女スポーツチームの皆さん、そしてプロバスケットボールチーム湘南ユナイテッドBC所属の佐々木拓哉選手など約80名もの方々に参加していただき、400個のプランターへの植え付けがあっという間に終了しました。
■寒さに強い植物で、12月末から花を咲かせます!
▽すいせんを育てるポイント
(1)球根2~3個分の深さに植える植える深さは球根2~3個分が目安です。掘った穴に球根を入れるときは向きに気を付けましょう。
(2)水のやりすぎに注意する
土が乾いていたら水をあげるようにしましょう。また、冬は夕方以降に水やりをすると、夜間に水が凍り、球根を痛める恐れがあります。なるべく午前中に行いましょう。
開花後は…
葉が枯れる7月ごろに球根を掘り起こしましょう。その球根には子株がついているため、手で割って分けてください。子株を植えるとまた新たに花を咲かせます。
問合せ:広報戦略課
【電話】74-1111(内線252) 広報プロモーション担当
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