テーマ:フレイル予防と健康長寿のための「3つの柱」
フレイルとは健康な状態と要介護状態の中間の段階のことです。生活する上で大きな不自由はないものの、心身が衰えていて介護が必要になる危険性が高い状態です。介護が必要になると、自立した状態に戻ることはなかなか難しいですが、フレイルは予防・改善が可能です。
■健康長寿のための「3つの柱」
高齢期になると、誰もが筋肉が落ちていき、活動量が減ることで食事の量も低下し、体や認知機能が衰えるという悪循環が起きてしまいます。フレイル予防には、次の「栄養(食・口腔機能)」、「運動」、「社会参加」の3つが大切になります。
(1)栄養(食・口腔機能)よくかんで、しっかり食べる
3回の食事以外に、一日の栄養のバランスを考えておやつを食べることも効果的です。また一日2回以上歯磨きをして虫歯や歯周病を予防し、かむ力を維持しましょう。
(2)運動ウオーキング、家事などの日常活動
散歩や掃除、洗濯など、日常生活の中で体を動かすことが大切です。普段より10分多く体を動かしましょう。
(3)社会参加地域の集まりや行事への参加、ご近所へのあいさつ
外出頻度が週1回以下だと健康障害のリスクが高まるといわれています。地域の集まりや行事へ積極的に参加し、自分に合った活動を見つけましょう。
問合せ:高齢介護課
【電話】内線131 介護保険担当
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