受診期間:9月1日(日)~11月30日(土)(実施医療機関の診療日に限る)
健診は健康長寿への第一歩です。いつまでも自分らしく健康に暮らすために、健診を受ける人が年々増えています。町の後期高齢者健査の受診率は令和4年・5年度と徐々に上昇しており、令和5年度の受診率は34.6%でした。しかし近隣の市町村の受診率と比べるとまだ低い状況です。
これからも住み慣れた町でいきいきと生活していけるよう、健診を毎年受けて自分の健康状態を把握してみませんか。
▽令和5年度近隣市町の後期高齢者健査の受診率
寒川町:34.6%
海老名市:37.3%
大磯町:38.7%
平塚市:35.6%
藤沢市:48.0%
茅ヶ崎市:41.2%
■健康運動ボランティアに聞く!健診を受けてよかったコト!
健康運動ボランティアとは、町民の健康を目的に、体操などの運動をとおして活動しています。以下、「運動ボラさん」と省略。
▽健康診査は毎年受けていますか
運動ボラさん:私は毎年、受けていますよ。無料で受けられるし、毎年の健康チェックって大事よね。
運動ボラさん:元気に体を動かすためにも大事だと思います。自分の健康状態がわかると、安心できるわよね。あまり良くない結果は気を付けていかなくちゃね。
運動ボラさん:これ以上悪くならないように、付き合っていかなくちゃならないものね。自分自身の生活と体を守るためには大事よね。
▽毎年健診を受けていてよかったと思うコトを教えてください
運動ボラさん:前の年と比べて、やっぱり元気に過ごすことへの自信がつきますね。あと、健診を受けておくことで自分の健康具合がわかるので、将来の医療費や介護費が家族と自分への負担にならないように気を付けています。
運動ボラさん:人生100年時代、健康に長生きしていきたいものね。
▽健診を受けてよかったエピソードはありますか
運動ボラさん:知人は、久しぶりに身長を測ったら、以前よりも5センチメートル縮んでいてびっくりしたって。「背を丸めて生活することも増えていたから、それから気を付けるようになった。」と言っていたの。受診をきっかけに体を動かしたり、外に出る機会を増やしたと言っていました。
保健師:外に出る機会が増えたり、運動する機会が増えたりするのはとてもよいことですね。ご年齢を重ねていくと体の水分量が減っていくことに伴って、背骨の椎間板の水分も減少して厚みが薄くなることがあります。身長の低下は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の圧迫骨折による背骨の変化、姿勢の不良なども要因といわれています。骨の成長は20歳頃までで40歳以降は変化していくので、身長も含めて毎年1回、自分の体を知っておく目安に健診は大切ですね。
運動ボラさん:健診を受けたり外で話したりすることをきっかけにお互い声を掛け合って、「頑張ろうね~。」なんて。健診を受けて自分の健康を知ることで、そういうちょっとしたコミュニケーションがとれる機会もできてうれしいよね。フレイル*予防にもつながるわね。
*加齢に伴って筋力や身心の活力が低下した状態。
▽健診を受ける方法
STEP1:町内および茅ヶ崎市の実施医療機関へ電話で予約
STEP2:健康診査票の記入
健診の受診券や健康診査票がない場合は健康づくり課にお問い合わせください
STEP3:予約した日時に医療機関で受診
受診券・健康診査票・保険証をお持ちください
※医療機関一覧や健康診査票の記入方法などは高齢者健康診査の封筒に同封していますのでご確認ください。
8月中旬、対象者に送付しています。
▽対象者
・75歳以上(昭和24年8月31日以前に生まれた人)
・65歳から74歳で一定の障がいがあり、県後期高齢者医療広域連合に届け出し認定を受けた人
▽費用
無料
※約1万2,000円の健診が無料で受けられます。
▽受けられる健診の内容
・問診、身長・体重・血圧測定、血液検査(血糖値、脂質、肝機能など)、尿検査
・医師の判断により、心電図・貧血検査
健診結果が気になる人は町の保健師・管理栄養士がアドバイスなどをします。同課へお問い合わせください。
▽受診できる医療機関(町内)
※茅ヶ崎市内で受診できる医療機関は同封されている一覧をご確認ください。(令和6年4月1日時点)
■健康コラム「さむかわwakuwaku(ワクワク)体操」で筋力維持!
体重や筋肉量の減少が気になる年代です。町の体操で楽しく体を動かしてみましょう!
▽腕の曲げ伸ばしジャンプ
両脚は広げて閉じるを繰り返す。片腕は頭上に、片腕は肩まで下ろすを繰り返す。
▽脚腰とバランス
片脚のひざを曲げて引き上げて保ち、腕はバランスを保つ位置に置く。
問合せ:健康づくり課
【電話】74-1111(内線264)健康づくり担当
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