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放課後もみんなでいれば笑顔になれる

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神奈川県小田原市

市内24小学校の敷地内に開設している放課後児童クラブ。保護者が就労や介護などにより、放課後や夏休みに家庭にいないなどの児童を対象に、生活や遊びの場を提供しています。下中小学校区放課後児童クラブ支援員の西田あや子さんに話を聞きました。

《「ただいま」で始まる放課後》
学校の授業が終わると、子どもたちは「ただいま」と校舎の裏側にある入り口から入ってきます。私たちも「おかえり」で迎え、家に帰ってきたような雰囲気づくりを大切にしています。
放課後、子どもだけで家にいるのは不安でしょうし、保護者も心配だと思います。しかし、そんな時間もみんなと一緒なら「楽しい」に変わります。子どもが好きで、遊びが好きな支援員も子どもたちと一緒に楽しく過ごしています。

《当たり前の日常を楽しく》
ここのクラブでは、小学1~6年生が、学年を交えて班で活動しています。毎日一緒におやつを食べたり、肩を並べて宿題をしたり、子どもたちが楽しく過ごせるように、支援員がイベントを企画したりしています。
特に夏休み期間中は、クラブで過ごす時間が長くなるので、いつもより多くのイベントを企画します。「ババ抜き大会」「あっち向いてホイ大会」など、いつも大盛り上がりです。一大イベントの「夏まつり」は、子どもたち自ら企画を考えて準備します。大変さもあると思いますが、「毎年やりたい」と皆が心待ちにしています。

《毎日のうれしいを共有》
保護者の皆さんは、子どもたちがどんな風に過ごしているか気になっていると思います。毎日のお迎えの時には、子どもたちがお手伝いしてくれたことや優しく声をかけてくれたことなど、その日のうれしかった出来事を手短にお伝えしています。疲れて帰ってくる保護者が、こうしたエピソードで笑顔になってくれて、子どもと手をつなぎながらうれしそうに帰っていく姿を見ていると、また明日も頑張ろうという気持ちになります。

【WEB ID】P03622
問い合わせ:教育総務課
【電話】0465-33-1731

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