江戸時代後期に現在の市内栢山で生まれ、生涯を賭して荒廃した農村の復興に尽力した二宮尊徳翁(おう)。その業績と思想は、今もなお、私たちの生活に息づいています。
尊徳翁の教えに触れる機会として毎年開催している「尊徳祭」を、今年は尊徳翁の命日にあたる10月20日に開催します。
日時:10月20日日曜日午前9時~午後5時
場所:尊徳記念館
《記念講演では紙幣の顔となった2人について解説します》
今年7月、新紙幣の発行に伴い、一万円札の渋沢栄一をはじめ、紙幣の肖像画が一新されました。
実は尊徳翁も、約80年前の一円札に肖像が使われており(右の写真参照)、尊徳記念館でも展示されています。
今年の尊徳祭記念講演では、紙幣の顔となった渋沢栄一と二宮尊徳翁について、なぜ2人が肖像画に使われたのか、生きた時代が違う2人の意外な接点を、千葉大学の見城悌治(けんじょうていじ)教授が解説します。
《イベント》
・二宮尊徳生家けむり燻蒸(くんじょう)実演
・「二宮金次郎とわたし」作文発表会・ポスター原画表彰
・栢山混声合唱団コンサート
・蓄音器で懐かしのレコードと二宮金次郎の歌を聴こう
・謡曲「二宮」の披露(小田原謡曲連合会)
・大型スクリーン紙芝居「二宮金次郎物語」(二宮尊徳いろりクラブ)
・民話の語り(さざなみ会)
・尊徳祭記念講演「お札の顔になった二宮尊徳と渋沢栄一」
・クイズラリー 施設内各所にクイズを掲示。クイズに正解した全員に特製の缶バッジをプレゼント
《物販》
こども報徳市/報徳市
「報徳楽校」の子どもたちが栽培・収穫した農産物や、地元商店のお菓子やグルメを販売
※詳しくは、本紙をご覧ください。
【WEB ID】P38491
問い合わせ:生涯学習課(尊徳記念館)
【電話】0465-36-2381
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