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〈連載〉世界が憧れるまち“小田原”

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神奈川県小田原市

◆小田原で生き生きと暮らすために…「災害対策」「食育」
令和6年能登半島地震の発生から2カ月が過ぎた今、自然災害の恐ろしさや日頃からの災害対策の重要性を再認識し、私たちにできることは何かを考えるべく、災害ボランティア団体「西湘災害ボランティアネットワーク」の皆さんと意見交換を行いました。
また、本市食育事業として各地域で食育実践活動を行う「食育サポートメイトおだわら六彩会」主催の「女性の料理教室」を見学し、「食育」について皆さんと意見交換を行いました。

《いつか来るその日に備えて》
災害ボランティアは、阪神・淡路大震災を機に全国的に広まりました。同団体は平成9年の発足後、災害発生時におけるボランティアセンターの運営や災害対応を担い、平常時の防災啓発活動を行っています。意見交換では、「団体の高齢化によるノウハウの継承難」「日頃からの顔の見える関係づくり」など、持続可能な地域運営に向けたさまざまな課題が挙がり、行政と地域コミュニティが一丸となった災害対策はもちろん、「命を守る」ためには、やはり一人一人の自助、お互いに助け合う共助が大切だと再認識しました。
災害を避けることはできませんが、被害を極力抑えることはできるはずです。これまでの経験を生かし、いつか来るその日に備え、災害対策の強化を図ってまいります。

《健康寿命の延伸のために》
同会は、保育園訪問や料理教室などの食育実践活動を各地域で行っています。「健康志向の料理は薄味で、敬遠されることが多かったが、最近ではそれも食生活改善に欠かせないという認知が進んでいる」ということで、現在は若者向けに「薄味でも具沢山で高栄養、さらに簡単で時短につながる調理」を模索しているようです。ライフスタイルが多様化し、外食や中食が充実する昨今、自分で調理するだけでなく、栄養バランスの良い食事を選ぶことができることも大切な「食育」です。これからも、皆さんの生きる力を育み、健康寿命の延伸につなげていきたいと思います。

市ホームページや動画配信では、より詳しい情報をお知らせしています。

小田原市長 守屋輝彦

2月1日現在 小田原市の人口186,179人 84,695世帯 (C)小田原市2022-12

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