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新しいライフスタイルで小田原の未来が“変わる”

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神奈川県小田原市

「ゼロカーボン・デジタルタウン」は、ゼロカーボンと豊かな暮らしが両立する、未来の街のモデルタウン。未来の暮らしや行動の在り方を分かりやすい形で示します。
一人一人が新しいライフスタイルに変えていくことで、小田原の未来が変わります。

◆3つの基本的な考え方
「ゼロカーボン・デジタルタウン」は、3つの基本的な考え方で、市民主体の豊かで快適な新しいライフスタイルを実現します。

《1.究極のゼロカーボン》
エネルギーの地産地消を実現し、街のライフサイクル全体の中でのCO2排出量を実質ゼロに。

《2.社会変化に適応した豊かな暮らし》
新たな価値を創出しながら、地域課題の解決に寄与し続けることで、多様な人々の生活の質を向上。

《3.両立を支える最先端のデジタル技術》
変化する時代の流れを捉えた最先端のデジタル技術を実装し、ゼロカーボンと豊かな暮らしの両立を支える。

◆7つの整備コンセプト
市民の行動や意識を変えていくことを促すため、最先端技術を実証・実装しながら新しいライフスタイルを提示し、住民を中心とした暮らしの場を創出します。
省エネルギー化が徹底され、使われるエネルギーはさまざまな場所で生み出される再生可能エネルギーです。建物や設備などの建設・製造から解体・廃棄までを通してCO2排出量実質ゼロを目指します。

《ゼロカーボン・デジタルタウン整備コンセプト》
(1)エネルギーを地産地消する街
(2)ライフサイクル全体でCO2排出量が実質ゼロの街
(3)みんなでつくり育てる街
(4)周囲とのつながりがある街
(5)災害に強い街
(6)心と時間の余裕が生まれる街
(7)誰もが安心して住める街

◆導入する技術や施設、サービスのイメージ
※一例であり、今後、開発事業者の決定により変わります。

《木造共同住宅》
〈環境に配慮した建材に“変わる”〉
躯体(くたい)や内装などに積極的に木材を活用し、建築から解体までに発生するCO2を削減します。成長した木を木材として利用することで、新しい木を植えることができ、森林の再生にも寄与します。

《太陽光発電》
〈クリーンなエネルギーに“変わる”〉
耐久性の高い太陽光パネルや、薄くて軽く、曲げることができる、ペロブスカイト太陽電池などを活用し、建物の屋根だけでなく、路面や外壁などさまざまな場所で発電します。

《エネルギーマネジメント》
〈無駄のないエネルギー管理に“変わる”〉
街全体のエネルギー使用状況を見える化して、管理・分析・制御することで、街でつくったエネルギーを無駄なく使います。

《ソーラー街路灯》
日中に充電した電気で点灯します。災害による停電時の電源としても活用できます。

《次世代型ゼロカーボンの暮らし》
〈効率的で快適な暮らしに“変わる”〉
住宅は、断熱性や気密性が非常に高く、省エネ性能に優れた設計。使う電力は、太陽光パネルで発電します。インターネットに家電を接続することで各種機能が追加され、便利で快適に暮らせます。

《広場・集会施設》
広場や集会施設は地域に開かれ、人々が集い憩える場です。この街に住む人だけでなく、周辺地域にも提供できる防災関連設備を備えます。

《電気自動車(EV)カーシェアリング》
〈「所有」から「共有」に“変わる”〉
EVカーシェアリングを導入し、自動車からの排気ガス由来のCO2を削減します。災害時には、EVを「動く蓄電池」として活用します。

◆計画候補地
〈小田原少年院跡地〉
小田原駅西口から約500mに位置し、財務省が所有する土地
〈小田原駅〉

◆ゼロカーボン・デジタルタウンQandA
《Q.街の開発に市の費用が使われるって本当なの?》
A.計画候補地の小田原少年院跡地は、現在、財務省が所有しています。開発に当たり市が用地取得費を負担することはありません。市のコンセプトに沿った開発を誘導し、用地取得費を含む開発事業費は、開発事業者が負担します。

《Q.どうやって実現するの?》
A.市が基本構想で示すコンセプトに基づき、国の二段階一般競争入札により、用地取得者の決定を目指します。開発条件の設定については、財務省と市が協議します。その後、用地取得者が開発事業者となり、街を開発していきます。

《Q.二段階一般競争入札って何?》
A.未利用国有地の処分方法の一つです。入札参加事業者に、開発条件を満たした企画提案を求め、審査を通過した者を対象に価格競争入札を行います。開発条件には、財務省と協議し「ゼロカーボン・デジタルタウン」のコンセプトを反映していきます。また、企画提案の審査では、市も審査委員となるため、市が望むまちづくりに配慮しつつ、民間の企画力と知見をより具体的に土地利用に反映させることができます。

◆イメージ動画
《ゼロカーボン・デジタルタウン》
「ゼロカーボン・デジタルタウン」の基本的な考え方や整備コンセプト、街のイメージなどをまとめた動画です。

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【WEBID】P36717

問い合わせ:ゼロカーボン・デジタルタウン推進課
【電話】0465︎-33-1409

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