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小田原市で保育士・保育補助者になりませんか!(1)

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神奈川県小田原市

全国的に保育士不足が課題となっており、市内の保育所や認定こども園などでも例外ではありません。
市ではさまざまな取り組みを進めていますが、何よりも保育士として働くことの魅力を知ってもらうため、市内で働く保育士の我妻(わがつま)麻衣子さん、金子理紗さん、保育補助者の益戸(ますど)明子さんにお話を聞きました。

〈保育士・我妻麻衣子さん〉出産後、1年半ほどのブランクを経て保育士として働く。
〈保育士・金子理紗さん〉保育士として勤務し、現在5年目。
〈保育補助者・益戸明子さん〉保育補助者として勤務しながら、保育士資格の取得に向け勉強中。

◆(1)保育士を目指したきっかけ
〈金子さん〉昔から子どものことが好きで、子どもに関わる仕事がしたいなと思っていました。中でも子どもの成長を直接間近で見ることができる保育士に一番魅力を感じていたんです。
保育実習に行ってみると、実習日誌や制作物、行事の練習など、いつもニコニコ楽しく、子どもと遊んでいる保育士さんという印象とは違った部分もあり、不安もありましたが、自分がやりたいと思った仕事に就きたいと思い、保育士になりました。

〈我妻さん〉私はもともと幼稚園の教諭として働いていましたが、結婚や妊娠、出産などを機に、派遣保育士として保育園で働いたり、非常勤の幼稚園教諭をしたりしました。
でも、目いっぱい働きたいと思い、自分が働く保育園に子どもを預けられる、そんな保育園を探して今の園に出合いました。
何よりも子どもの喜ぶ顔、保護者の皆さんが喜ぶ顔が見たくて働いていますね。

〈益戸さん〉私はとにかく子どもが好きで、保育士になりたかったんですが、訳あって別の仕事に就きました。でも、子どもが大きくなって子育ても落ち着いた時「夢を諦めたくない」そう思って、4年前から保育補助者として働きながら、保育士を目指しています。

◆(2)一人一人と向き合う「今の保育」
〈我妻さん〉以前は、5歳児クラスになると保育士1人で30人の子どもたちを見ていました。子どもたちが目指すべき姿、目標があり、右向け右じゃないですけど、一生懸命それに向けて保育をしていたように思います。今は、子どもたちの個性を生かし、その個性に合わせて保育するように、保育の現場が変わってきていますね。

〈金子さん〉私の受け持つクラスも個性にあふれていますが、一人一人良いところ、すてきなところがあるので、それぞれの子に合わせたコミュニケーションを取ることで、喜んでくれたり良い反応が返ってきたり、それぞれの子の成長が見られるのがうれしいですね。

◆(3)保育士の心強いサポーター保育補助者
〈我妻さん〉令和6年度から、保育士1人が見ることができる園児数が引き下げられてはいますが、それでも保育補助者さんの存在は大きいです。いろいろなことを補助してくれることで、より子どもたちに向き合うことができるので、私たちにとっても子どもたちにとっても心強い存在だと思っています。

〈益戸さん〉保育補助者は、担任を受け持ったり、クラスを運営したりすることはできないですが、保育士さんと同じように子どもたちと遊んだり、着替えやおむつ替えなどをしています。子どもたちの成長を見守るという意味では、保育士さんと同じように喜びを感じることができる仕事だと思います。
また、保育補助者として働くことで、保育士試験の受験資格※1も得られるんです。

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