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自治体の皆さまへ

特集 いよいよ100周年(2)

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神奈川県川崎市 クリエイティブ・コモンズ

【多様な人の「好き」が生み出す川崎の魅力】
ブランドメッセージが表すとおり、川崎に住んでいる人や川崎で働いている人、企業や団体など、多様な主体がつながり、川崎を「好き」という気持ちを原動力に多彩な「Action」を起こし、さまざまなイベントや分野を超えたつながりなどの魅力を生み出しています。

ACTION01 グリーン・コミュニティ
100周年をきっかけに、自分なら「川崎をよりよくする」ためにどんな「Action」ができそうか企画・検討しやすくするために、取り組みの目印として15個のActionテーマを設定しました。各テーマの内容など詳細は市ホームページで。

■かわさきジャズ
ACTION02 ブランディング
ACTION12 アートandミュージック
「ジャズは橋をかける」をテーマに、毎年秋に市内全域を舞台に開催されるジャズフェスティバル。プロや社会人、音大生など多彩なミュージシャンが、ホールやクルーズ船、街角などで演奏し、音楽を通じてまちのにぎわいや魅力を生み出しています。

事務局長 前田明子さん
見慣れた風景が生演奏で輝き、心が動く体験が増えることで「まちを元気にしたい」という思いと、音楽大学があり、多くの「音楽人」がいる川崎で「フェスを通じて音楽ができる場をつくりたい」という思いで開催しています。さまざまな人が集まり、多様性のあるジャズと親和性の高い川崎で、音楽好きな人はもちろん、誰もが「いつの間にか参加していた」と言えるぐらい音楽のあふれるまちにしていきたいです。

◆音楽で街が元気になるフェス
▽洗足学園音楽大学 ジャズandアメリカンミュージックコース
トランペット専攻 坂井奈々香さん(2年)
高校1年生で初めて公認レポーターとして参加して以来、かわジャズの大ファンです。プロのミュージシャンにも直接話を聞くことができるので、貴重な体験です。毎年さまざまなミュージシャンが参加するので、新しい出会いがたくさんあります。

▽溝の口ジャズ同盟主宰
ピアニスト 千葉香織さん
地域の音楽を盛り上げたいという思いで参加しています。川崎には地域にもミュージシャンが多くいて、かわジャズはそういった人たちの発表の場にもなっています。誰でも楽しめるジャズは、川崎市民の楽しむ心とマッチしているので、もっと自由にいろいろなものとコラボしていきたいです。

■川崎ものづくりフェア
ACTION03 ビジネス・インキュベーション
ACTION13 スポーツ
川崎フロンターレと市内のものづくり企業が連携し、毎年試合の前に開催している体験型イベント。市内のものづくり企業の技術を知ることができるだけでなく、子どもから大人までものづくりを楽しむことができ、地域とものづくり、スポーツがつながり、笑顔が生まれています。

◆地域+工場×スポーツ=笑顔
▽実行委員長 五十嵐崇さん(和興計測)
高津区には、住宅と工場とが複雑に入り組んでいる(住工混在)地域があります。工場の近くに住む人たちに、このまちにはどんな技術があり、どんなものが作られているのかを知ってもらうことで、ものづくりとまちを好きになってくれればと「高津ものづくりフェア」を開催しました。他の区の企業や団体の協力もあり、今は「川崎ものづくりフェア」と名前を変えて毎年開催しています。川崎フロンターレと一緒に行うことで、市民の皆さんが気軽に参加してくれて、距離が縮まっていると感じます。ものづくり体験をした人がみんないい笑顔になってくれるのがとてもうれしいです。

▽川崎フロンターレ 加藤祐美子さん
住工混在の問題を知り、試合前にイベントを行いものづくり企業の技術力を知ってもらえれば、理解が進むのではと考え、当時の担当者が一緒にやりませんかと声をかけたことが始まりです。実際に私も工場に見学に行き、すばらしい企業が多いと感じたので、川崎フロンターレを応援しに来た人たちがものづくりを体験して「つくる」楽しさを感じてほしいです。参加企業の人たちの中には、最初はサッカーをあまり知らない人もいましたが、今では会うと川崎フロンターレの話から始まるくらいファンになってくれています。スポーツを通じて地域のつながりが生まれているのがうれしいです。

■発展していくまち
ACTION08 サスティナブル
ACTION15 安全・安心
川崎市が住みやすい・災害に強い・緑がいっぱい・子育てしやすい・観光資源が豊富など、魅力のあるまちであり続けるために、それぞれのフィールドで、熱い思いを持って日々まちづくりに携わっている人たちがいます。

川崎とどろきパーク 小井陽介社長
等々力緑地の管理運営と再編整備を進めています。まちの中心に位置する等々力緑地が、スポーツの試合以外でも人であふれるように、楽しみ癒やされる、心地よい空間にしていきたいです。中原区だけでなく市内全域や市外からも人が集まる「日本一、笑顔のあふれる公園」を目指していきます。

◆市民が誇りに思えるまちづくりを
▽野州工業 石川卓さん
建築現場の施工管理を行っています。大きい仕事も任せてもらえるようになってきて、地元である川崎市のまちづくりに貢献できているかなと感じています。将来、自分の担当した学校で子どもたちが伸び伸びと成長してくれたらうれしいです。

▽重田造園土木 村石明洋さん
主に土木工事の施工管理を行っています。近年、川崎では上下水道の耐震化工事が多く、災害に強いまちづくりが進んでいることを実感しています。今後も市民の皆さんが住みやすく、安心して暮らせるまちになるように仕事をしていきたいです。

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