2025年に高齢者のうち約5人に1人が認知症になるといわれています。区では認知症になっても暮らしやすいまちに向けて、地域住民、企業、行政などが連携して、さまざまな活動を行っています。皆さんもぜひこの輪に加わってみませんか。
▽区の65歳以上の人口と高齢化率
約4人に1人(23.9%)が高齢者!
高齢者の数は年々増加。区では健康寿命を延ばすため、認知症についての地域の支援とフレイル(加齢に伴う心身・認知機能の低下など、介護が必要になる手前の状態のこと)予防に取り組んでいます。
■認知症カフェ
認知症の人や地域の人が集まり、楽しいひとときを過ごしています。誰でも参加できるので、ぜひお越しください。
芋掘りなど、おしゃべり以外の活動も
認知症カフェで活動する伊藤さん「みんなで一緒にいろいろな活動をするのが楽しいです。」
柳下さん「相手の気持ちに寄り添いながら参加しています。」
■認知症サポーターになりませんか?
認知症は誰でもなる可能性のある病気です。市では、認知症を正しく理解し、誤解や偏見を持たず、認知症の人やその家族が安心して暮らし続けられるまちをつくっていくために、身近な応援者であるサポーターを養成しています。養成講座の開催情報は地域包括ケアシステムポータルサイトで。
学校や職場、地域で養成講座が開かれています
認知症の人が地域で困っていたら、あなたはどうしますか?
養成講座を受講した人にはボランティア団体が作った「ロバ隊長」のストラップをプレゼントしています
原則5人以上集まれば、養成講座を開催することができます。ぜひ、お問い合わせください。
養成講座で講師をしている石黒さん「若い世代にも認知症のことを身近に感じてほしいです。」
■認知症の人にやさしいお店
区では、従業員が認知症サポーター養成講座を受講し、認知症の人のみまもりに積極的な店舗などを表彰しています。
イトーヨーカドー新百合ヶ丘店では、認知症の人が安心して買い物できる「買い物ツアー」が試行的に開催されています。
イトーヨーカドー新百合ヶ丘店 従業員岩瀬さん「1人1人のお客様に合わせた接客を心がけています」
■RUN(ラン)伴(とも)+(プラス)あさお
認知症の人や支援者、地域の人がリレーをしながら、たすきをつないで全国を横断する認知症啓発イベント。麻生区版が10月8日に新百合ヶ丘駅周辺で開催され、92人が集まりました。
楽しくゴールを目指します
たすきに思いを託します
街を歩く人にもPR
認知症にやさしいまちに向けて、最後に笑顔で集合写真
問い合わせ:区役所地域支援課
【電話】044-965-5160【FAX】044-965-5169
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