仕事や家庭以外の時間、退職後の時間を活用して地域の安全・安心を守るために頑張っている人たちの活動を紹介します。
■消防団
仕事や学業、家事などの本業の傍ら、災害発生時の消火活動や地域の防災啓発などを行う非常勤特別職の地方公務員です。区内には3分団12班あり、現在144人の団員がいます。女性や学生も活躍しています。
◇主な活動
災害時の消火活動
地震や風水害などの大規模災害時の救助活動や避難誘導
地域における防火指導
防火防災の啓発活動
放水訓練、資機材取り扱い訓練
◇柿生分団 市川史郎分団長
入団して26年。住んでいる地域の火災現場に何度も出動して、実際に放水活動も行いました。地域を守っているという自覚も自然と芽生えてきました。
訓練や出初式などのイベントで顔を合わせ、消防団に入らなければ出会えなかった仲間との交流ができるのも消防団の魅力です。
■青少年指導員
子どもや青少年が地域で健やかに成長できるよう、子どもたちの交流・体験活動の場づくり、イベントの支援、見守り活動などを行っています。現在、市から委嘱された46人の指導員が活動を行っています。
◇主な活動
愛のパトロール(原則、第2・4土曜)
夏祭りパトロール
あさおわくわくウォークの開催(今年は11月24日日曜)
あさお区民まつりでの活動
青少年関係団体への派遣・協力
◇麻生区青少年指導員会 佐藤昇平会長
パトロールやイベントなどの活動を通して、子どもたちの笑顔を見ると本当にやりがいを感じます。ご近所以外の仲間もたくさんできることも活動の魅力です。
子どもの笑顔のために一緒に活動してみませんか。
■自主防災組織
地域住民が主体となって、平常時の防災活動や災害時の助け合いに取り組む組織です。
区内には132団体あり、区内25カ所の避難所を分担して運営することとなっています。平時から会議や訓練を行い、災害に備えています。
◇主な活動
防災知識の広報・啓発
地域の災害危険箇所の把握や避難場所などの確認
防災訓練の実施
防災資機材などの整備
◇片平町内会自主防災組織役員(中山さん、長瀬さん、古屋さん)
災害被害を少なくするには「自分の身を守ること」と「地域や身近にいる人同士で助け合うこと」が重要です。地域のみんなで災害に備え、地域全体の防災力を高められるよう活動しています。
災害に関する知識を得られるだけでなく、活動を通して、地域住民との絆が深まります。
◇総合防災訓練に参加しよう!
9月1日午前9時~正午 柿生小学校
今年は市の総合防災訓練が麻生区で開催されます。柿生小学校の会場では、区内の自主防災組織も多く参加し、災害時に備えた避難所の開設・運営の訓練を消防など専門機関と連携して行います。ぜひ間近で自主防災組織の活動を見てみませんか。
総合防災訓練の詳細は市版6面で。
■あなたの力が、地域の未来を守ります!
一緒に活動してみませんか?
地域でのつながりを深め、安全・安心なまちにするために、一緒に活動する仲間を募集しています。詳細は、ホームページや各担当へお問い合わせください。
◇消防団
問い合わせ:麻生消防署
【電話】044-951-0119【FAX】044-951-0221
◇青少年指導員
問い合わせ:お住まいの町内会・自治会か区役所地域振興課
【電話】044-965-5113【FAX】044-965-5201
◇自主防災組織
問い合わせ:お住まいの町内会・自治会か区役所危機管理担当
【電話】044-965-5115【FAX】044-965-5201
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