将来を見据えた 挑戦を続ける年に

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あけましておめでとうございます。皆さまには、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年、平塚市では、ポストコロナに向けた社会経済の活性化を後押しする施策や、安心して子育てできる環境づくりなどに力を注ぎました。また、長期的な視点に基づく政策の成果が現れ、9年連続の人口の転入超過、市内企業の本社転入、市北部の拠点となるツインシティ大神地区のまちづくりなどが進み、人やモノの流れが加速し、まちの躍動を感じるようになりました。
今年はこの流れを引き継ぎつつ、時代の潮流を捉え、将来を見据えた挑戦を続ける年にしていきます。4月から行政運営の基本となる新しい総合計画が動き出します。今後の人口推移などを踏まえ、市制施行100周年を展望した計画を策定します。磨き上げてきた魅力や強みを生かしながら、子育て支援、産業、福祉、安心・安全など幅広い分野にわたる取り組みを進め、変化する社会でも皆さまが幸せに暮らし続けられるまちを目指します。
中学校給食は、いよいよ9月に始まります。現在、田村に整備中の学校給食センターから、1日1万5000食の、適温で栄養バランスのとれた給食を小・中学校に届けます。施設には、見学窓や食育を推進する展示コーナー、環境に配慮した太陽光発電設備、災害時に炊き出しができる機能などを備えます。
また、龍城ケ丘プール跡地では、誰もが海に親しめる海辺の総合公園の整備に着工する他、平塚駅周辺地区では、持続可能なまちづくりを目指す将来構想の策定に取り組みます。
今年も皆さまと手を取り合って、全力で市政運営を進めます。幸多き年になりますようお祈りいたします。

平塚市長　落合　克宏