文字サイズ
自治体の皆さまへ

ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」おかげさまで10周年(2)

2/22

神奈川県平塚市

◆「ありがとう」10周年記念セレモニーに出演決定!ソーレ平塚地域支援センター
音楽好きな利用者が集まってコーラス活動をしている、ソーレ平塚地域支援センター(寺田縄265-1)。ありがとう10周年記念セレモニーへの出演が決まり、元気に明るく練習をしています。
「本番に向けて一生懸命練習しています!」「ありがとう10周年に花を添えられるように頑張ります!」

◆「ありがとう」10周年記念セレモニー
障がいのある方が自宅から遠隔操作できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」が、セレモニーの司会をします。進和学園の利用者と職員による湘南バリアフリーパンチロックバンド「とびっきりレインボーズ」の演奏や、ソーレ平塚地域支援センターの利用者によるコーラス(左囲み)もあります。
日時:8月7日(水)午前11時30分~午後1時
場所:本館1階多目的スペース

問い合わせ:障がい福祉課
【電話】21-8774

◇10年の感謝祭を開きます
サンメッセしんわのパンをはじめ、貴峯荘の10周年記念バッグなど、利用者が心を込めて作った製品が並びます。
日時:8月5日(月)〜9日(金)、午前10時〜午後3時30分
場所:本館1階多目的スペース

◆「ありがとう」に毎日出品!サンメッセしんわ
製パン・製菓・工芸品・給食作り・クリーニングなどの作業をしている、サンメッセしんわ(高根3-16-7)。
職員の中村公紀さんに話を聞きました。

サンメッセしんわは、進和学園の理念「本人中心」に基づき、「利用者ご本人(以下、ご本人)」が中心となって作業することを大事にしています。市のふるさと納税返礼品と湘南ひらつか名産品にもなっている「湘南みかんぱん」は、試作の段階ではクリームパンやデニッシュなど、いろいろな選択肢がありました。試行錯誤の上、ご本人が作れることを第一に考えて、今まで作ったことのあるあんぱんになりました。偶然にも福祉ショップありがとうと同じで、みかんぱんも今年で販売10周年です。
ありがとうには、毎日30~40種類のパンと、クッキーやドーナツなどを出品しています。ありがとうの開店によって、製品を見ていただく機会が格段に増えました。直接注文や、イベントへの出店依頼も増えています。作業量が増えることによって、ご本人の工賃(給料)も上がりますし、何よりご本人が仕事をしているという意識を持ち、自信にもつながっています。
FM湘南ナパサで毎週月曜日午後8時〜8時30分に放送している、福祉情報ラジオ番組「バリア! フリフリ天国」も10周年を迎えます。
ありがとう運営協議会のメンバーで企画し、ご本人がパーソナリティとして出演しています。事業所の製品や活動を紹介する他、音楽コーナーもあります。福祉の現場から社会に直接メッセージを伝えることができる、とても大切な時間になっています。

◆「ありがとう」10周年記念バッグ制作中!貴峯荘(きほうそう)ワークピア
縫製・印刷・組み立て・クリーニングなどの作業をしている、貴峯荘ワークピア(達上ケ丘1-9)。
職員の菊本明美さんに話を聞きました。

貴峯荘縫製班では、エプロンやエコバッグ、シーツ、ソファーカバーなど、布製品でできる物は可能な限りオーダーを受けています。全ての作業を利用者さんだけでこなすことはなかなか難しいのですが、生地の裁断やミシン掛け、アイロン掛けなど、必ず作業の一部分を利用者さんに関わってもらいます。利用者さんが全く関われないオーダーは受けないことにしています。
福祉ショップありがとうには、刺しゅうが入ったバッグやポーチ、エプロン、エコバッグなどを出品しています。刺しゅうの柄は季節に合わせたものや、利用者さんが描いたイラストをデザインすることもあります。今は、ありがとう10周年記念の刺しゅうをデザインし、バッグの製作に取り組んでいます。
ありがとうに製品を置いていただけることで、知名度が上がり、オーダーをいただくことも増えました。作業が重なると大変ではありますが、デザインの幅も広がって、利用者さんの意欲も上がっています。

問い合わせ:ありがとう事務局(ありんこの会内)
【電話】34-0592

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU