市教育委員会では、将来を見据えた学校の適正規模・配置および望ましい学習環境や目指すべき姿についての考え方を整理し、中・長期的な学校施設などのあり方を示す基本的な方針である「ざま魅力ある学校づくり方針~今後の学校施設の在り方及び望ましい規模・配置について~」を策定しました。
■主な策定内容
▽ざま魅力ある学校づくり方針の3つの柱
・新しい時代に求められる学習環境
・子どもたちや教職員が快適に過ごせる学校
・地域とともにある学校
▽魅力ある学校づくりを実現するために定める指針など
・望ましい学校規模
多様な意見に触れる機会が得やすいなど、教育活動の質が維持される学校規模を次の通りとしました。経験年数や専門性などのバランスの取れた教職員配置も行えます。
小学校:1学年当たり3~4学級(1校当たり18~24学級)
中学校:1学年当たり4~6学級(1校当たり12~18学級)
・望ましい通学距離
現在の市内の最長通学距離(小学校約2.2キロメートル、中学校約2.5キロメートル)をおおむねの許容範囲とします。
・小・中学校区の整合
子どもたちの人間関係づくりや小・中連携教育を進めていくため、一つの小学校からは全員が同じ中学校に進学できるよう、可能な限り小・中学校区の整合を図ります。
・地区に基づく学区設定
学校は地域の方々にも支えられ、地域におけるさまざまな活動とも関係しています。通学区域を見直す場合には、原則として地区に基づき学区を設定し、地域との関係に配慮します。
▽今後の主な取り組み
・中学校区ごとの将来的な在り方を整理する「(仮称)座間市学校再編計画」の策定
・すでに同一中学校区内で学校規模にアンバランスが生じている地域は、通学区域見直しの検討を開始
・水泳指導の民間施設利用に向けた具体的な取り組み
・中学校給食の全員喫食実現に向けた具体的な方策の検討
ざま魅力ある学校づくり方針、付属資料などは、市ホームページをご覧ください。
担当:教育総務課
【電話】046-252-8375【FAX】046-252-4311
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