■「表裏型顔面把手」の愛称を募集
募集期間:7月15日(月)~8月16日(金)
対象:どなたでも(応募規定に同意いただける方)
応募規定:1回の応募につき1案(複数回応募可)
※応募に当たり、市ホームページに掲載している応募規定・各種取り扱いについて、承諾いただけるものとします。詳しくは市ホームページをご覧ください(本紙右記2次元コードからアクセス可)。
応募方法:
・下図の必要事項を記入し、〒252-8566座間市役所生涯学習課文化財担当宛てに郵送
※はがきで応募の場合は切手の貼り付けをお願いします。
・市LINE公式アカウントのアンケート機能から応募
選考方法:応募愛称名の意味や理由などから「愛称選考会」により1案(人)選出
表彰式:10月7日(月)(愛称採用者に別途連絡します)
■表裏型顔面把手とは?
顔面把手の表裏両面に顔面がついているものは大変珍しく、全国的に見ても希少です。
▽基礎情報
大きさ:最大高132.8mm、最大厚77.5mm、最大幅144.1mm
重量:428g
材質:土製素焼
分類:有形文化財考古資料・時代縄文
時代:中期(約4,500~5,500年前)中葉
■チャームポイント
▽和やかな顔つき
顔面把手は尖ったつり目になることが多いですが、同顔面把手は水平で楕円形の目と口の形をしていることで、優しい表情が垣間見られます。
▽角度によって目がキラキラ
球状の顔面部は内部が空洞(中空)となっており、両側から目・口の穿孔が確認できるため、鑑賞する角度によって、表裏反対側の目口から光が差し込み、目がキラキラと光るように見えます。
■顔面把手付土器の想定図
「表裏型顔面把手」は、考古学では「顔面把手付土器」と呼ばれる土器本体の一部破片です。南関東・甲信地方を中心に出土例があるため、原形は深鉢形の縄文土器であったものと想定されます。深鉢形縄文土器は主に調理道具ですが、顔面把手は日常生活での使用には不向きな装飾であることから、儀式などの特別な場で煮沸道具として使用された可能性があります。
■愛称考案の参考に「表裏型顔面把手」を鑑賞してみませんか
市指定重要文化財に指定されたことを記念して、実物展示を行っています。愛称考案の参考に、ぜひ実物をご覧ください。
期間:令和7年2月14日(金)まで(閉庁日を除く)
場所:市役所1階市民ホール
入場:自由
※展示状況によっては、予告なしに中断・中止・延長する場合があります。
■「座間市重要文化財案内」を発行中
令和2年度までに指定された市内の重要文化財を分かりやすく紹介しているハンドブックです。
購入・閲覧場所:市役所1階市民情報コーナー、市公民館、北・東地区文化センター
価格:440円(A5版60ページ)
※東地区文化センターは10月末まで閉館。
■自宅に眠る歴史資料はありませんか
市に残る貴重な歴史資料を随時収集しています。自宅に眠る古い写真や古文書(こもんじょ)など処分する際は、担当へぜひご一報ください。
担当:生涯学習課
【電話】046-252-8431【FAX】046-252-4311
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