忘年会や新年会などで年末年始は飲酒の機会が増えてきます。
改めて飲酒に関する注意点を見直し、適正飲酒に努めましょう。
適度な飲酒は気分をリラックスさせストレス解消や人間関係の円滑化にも有効です。しかし、多量のお酒を長期間飲み続けると、肝機能障害やアルコール依存症発症などの身体的影響をはじめ、さまざまな疾患を引き起こす恐れがあるので、十分な注意が必要です。
◆適正飲酒の目安はどれくらい?
アルコール量に換算して、1日20g程度(日本酒なら一合)の摂取が望ましいとされています。お酒をたくさん飲める人でも、その程度の飲酒量が望ましいとされています。
・おもな酒類のアルコール量20gの目安(参考:公益財団法人長寿科学振興財団)
◆毎日飲んでいるけれど、自分は依存症にはならないと思うのですが・・・?
アルコール依存症は「否認の病」とも言われ、アルコール依存症に陥っても自分ではなかなか認めることはできません。しかし、アルコール依存症はお酒を飲み過ぎてしまう人なら誰でも罹患する可能性があります。
◆適正飲酒の10か条
(1)談笑し 楽しく飲むのが基本です
(2)食べながら 適量範囲でゆっくりと
(3)強い酒 薄めて飲むのがオススメです
(4)つくろうよ 週に二日は休肝日
(5)やめようよ きりなく長い飲み
(6)続け許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
(7)アルコール 薬と一緒は危険です
(8)飲まないで 妊娠中と授乳期は
(9)飲酒後の運動・入浴 要注意
(10)肝臓など 定期検査をわすれずに
参考:公益社団法人アルコール健康医学協会
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