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自治体の皆さまへ

(連載)けん こう ほく 第19回

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神奈川県横浜市港北区 クリエイティブ・コモンズ

災害時こそお口のケアが大切!11月8日はいい歯の日です
災害時は、日常と同じケアが難しい場合があります。災害時に起きやすい症状とケアの方法を確認しましょう。

■肺炎(誤嚥(ごえん)性肺炎)になりやすい
歯みがき不足で口の中が不潔になり、細菌が増え、細菌が唾液と一緒に肺に入ると、誤嚥性肺炎が起こります。高齢者は、特に注意してください!

■むし歯や歯周病になりやすく、悪化しやすい
・菓子パンやおにぎり等、糖質の多い食事に偏りがち。子どもは、特に注意してください!
・生活リズムが崩れ、だらだら食べてしまいやすい。
・普段と同様の歯みがき等ができない。

■災害時のケア方法
(1)歯ブラシがない・水が不足している時のケア方法
・食後に、少量の水や茶で「ぶくぶくうがい」をしましょう。
・ハンカチやティッシュで歯を拭きましょう。
・マウスウォッシュを使いましょう。
・歯みがき剤を使わずにみがきましょう。

(2)入れ歯もきれいにしよう
・1日1回は、外して洗いましょう。
・水不足の時は、濡れたティッシュ等で拭きとりましょう。

(3)口の中の乾燥を防ごう
・よくかんで、唾液を出しましょう。
・マスクをするのも効果的です。
・唾液腺のマッサージをしましょう。

■マッサージ方法
(1)上の奥歯の辺りを後ろから前へ向かって回す
(2)耳の下からあごの先まで5か所を目安に、親指でやさしく押す
(3)あごの真下から舌を押し上げるようにやさしく押す

■できることから始めよう!
災害発生直後の避難生活では、様々な口腔ケア用品が不足するため、事前に準備しておきましょう。
(例)歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、マウスウォッシュ、入れ歯洗浄剤、口腔ケア用ウエットティッシュ 等

問合せ:健康づくり係
【電話】045-540-2362【FAX】045-540-2368

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