■認知症とは
様々な原因により脳に変化が起こり、できていたことができなくなり、生活に支障を来す状態をいいます。65歳未満で発症する認知症は「若年性認知症」と呼びます。脳は、生きていくために必要なほとんどの働きをコントロールしています。脳の神経ネットワークが傷つくと、そのネットワークが担っている役割をこなせなくなります。現在では、認知症になっても活躍している人が増えており、認知症に対する捉え方も大きく変わりつつあります。認知症を正しく理解し、認知症になっても尊厳と希望を失うことなく、地域で安心して暮らせる社会を考えてみましょう。
参考:認知症サポーター養成講座標準教材
▽認知症月間とは
2024年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、9月21日を「認知症の日」、毎年9月を「認知症月間」と定められました。この期間を中心に港北区でも認知症に関するイベントを行います。1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症への理解を呼びかける等の活動を行っています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取組を行っています。
▽認知症関連の展示
場所:区役所・1階入口付近・2階展示スペース
期間:9月2日(月)~30日(月)
▽認知症講演会
期間:10月11日(金)14時~16時
場所:港北公会堂
内容:
1部…横浜市総合保健医療センター医師 木谷(きたに)卓矢(たくや)氏 講演
2部…グループホームの紹介
問合せ:高齢者支援担当
【電話】045-540-2327【FAX】045-540-2396
<この記事についてアンケートにご協力ください。>