■年に1回の健康診断を受け、生活習慣を見直しましょう
脳卒中には脳の血管が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れて出血する脳出血やくも膜下出血があります。脳卒中は高齢者だけではなく、若い人も発症する病気です。脳卒中を予防するには危険因子の存在を知ることが第一歩です。まずは危険因子のチェックをして、危険因子を1つでも持っている人は、生活習慣を見直し、脳卒中を予防しましょう。
■チェックしてみましょう~脳卒中の危険因子
・高血圧
・運動不足
・禁煙
・糖尿病
・多量の飲酒
・不整脈
・濃い味付け、脂っこいものをよく食べる
・家族に脳卒中になった人がいる
◇脳卒中予防十か条
一 手始めに 高血圧から 治しましょう
二 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
三 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
四 予防には たばこを止める 意思を持て
五 アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
六 高すぎる コレステロールも 見逃すな
七 お食事の 塩分・脂肪 控えめに
八 体力に 合った運動 続けよう
九 万病の 引き金になる 太り過ぎ
十 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
(公益社団法人 日本脳卒中協会ホームページより抜粋)
■危険因子があったら…
◇「脳卒中予防十か条」を参考に、生活習慣を見直してみましょう!
40歳以下の人も油断は禁物。健康診断を受けましょう。健康診断で「経過観察が必要」と指摘されたら生活習慣の改善を、「要医療」と指摘されたら必ず医療機関を受診しましょう。また、治療中の人は主治医の指示に従い、自己判断で服薬や受診の中断はやめましょう。
■突然起きる脳卒中~こんな危険サインがあったら…
◇ためらわず急いで119番!
発症時刻を確認して、すぐに救急車を
早期に的確な治療ができれば回復の可能性が高くなります
◇「イーッ」と言ってみましょう
・顔の片側が上がらない
・ゆがみがある
◇両腕を同じ高さに上げましょう
・どちらか一方の腕が下がる
◇短い文章を話してみましょう
・ろれつが回らない
・言葉が出てこない、理解できない
・健診で高血圧って言われたら、放っておかないでください。
・1年に1回は健康診断。被扶養者の人も健康診断を受けましょう。
・脳卒中を引き起こす原因は生活習慣の積み重ねですよ。
問合せ:緑区役所 高齢者支援担当
【電話】045-930-2311【FAX】045-930-2310
生活習慣や脳卒中後の生活・社会参加などについての相談ができます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>