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自治体の皆さまへ

大学の活力を生かしたまちづくり~キャンパスタウン金沢(1)

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神奈川県横浜市金沢区 クリエイティブ・コモンズ

金沢区では、関東学院大学、横浜市立大学と平成20年11月に協定を締結し、大学の専門的な知識や学生の行動力、斬新で柔軟な発想を生かしたまちづくり「キャンパスタウン金沢」を進めています。
その取組の一つ「サポート事業補助金」による地域と学生の活動を紹介します!

■サポート事業補助金?
金沢区では区内2大学の学生や教員の皆さんが、地域と連携し、地域の課題解決や魅力づくりに取り組む活動に、補助金を交付しています。

■地域に医療を届けたい! 医療について知ってほしい
横浜市立大学:医学部YDC(Yokohama Dream Catchers)

◇小・中学生向け医療体験教室
医学部YDCは横浜市立大学医学部学生が運営しているボランティア団体です。
地域の人への正しい医療知識の提供を行っており、特に「子どもたちの夢を医療につなげたい!」という思いで活動しています。
小・中学校での訪問授業の実施や、地域のコミュニティ施設での医療体験教室を開催しています。これらの取組により今年は「かながわ子ども・子育て支援奨励賞」を受賞しました。

■「アスレの森」を多世代交流拠点に!
関東学院大学:中津研究室

学生による「まちづくり活動」などの拠点として、地域の社会福祉や自然環境、子どもたちの生育環境の改善を目的に活動しています。
その一環として、小学6年生の総合の時間と連携し、瀬ヶ崎小学校の『アスレの森』を環境学習の活動場所とする取組を行っています。小学6年生がリーダーシップを取りながら「他学年児童との交流」や「子どもから高齢者まで使える地域における多世代交流」の拠点とすることを目指し、『アスレの森』をより安全でワクワクする森にするためのワークショップを実施しました。

問合せ:地域力推進担当(6階601)
【電話】788-7809【FAX】788-1937

■地域と大学をつなぐ 健康HAMAぷらっとフォーム
横浜市立大学:看護生命科学ゼミ

横浜市立大学看護生命科学ゼミは、大学が地域の人たちにとって気軽に足を運べる集いの場となるような「環境づくり・つながりづくり」をするため、普段医療現場で実施されている皮膚の機能測定を福浦キャンパス内だけでなく、金沢区の各町内で実施する活動をしています。
皮膚の機能測定と日々のスキンケアの振り返りをきっかけにして、看護学生が地域の人たちの健康認識やニーズを把握し、地域の人の健康サポートを行っています。

■社会学と写真で「金沢八景」をアップデートする!
横浜市立大学:角田隆一ゼミナール写真部

私たちは、いかにして自らの街から新たな経験を引き出し、豊かな「生」を享受できるのでしょうか―。
現代の都市が抱えるこうした課題に対し、キャンパスタウンの担い手である若者の観点から社会学的な写真のプロジェクトに取り組んでいます。
学術文献や史資料を読み込み、横濱金澤シティガイド協会の協力のもとで街の歴史を調査、さらにはプロの写真家から表現技法を学びながら「金沢八景」の新しいイメージ創出に挑戦しています。

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