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自治体の皆さまへ

大学の活力を生かしたまちづくり~キャンパスタウン金沢(2)

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神奈川県横浜市金沢区 クリエイティブ・コモンズ

■小児がん等の子ども達に「幸運のウィッグ」を届ける
横浜市立大学:医学部ヘアドネーション同好会
(Hair for Children)

横浜市立大学の学生が中心となり、全国から頭髪の寄付(ヘアドネーション)を募り、株式会社アートネイチャーと協力して小児がんなどで頭髪に悩む子どもたちに無償で医療用かつら「幸運のウィッグ」を届ける活動をしています。
今年度は、ウィッグ提供のほか地域の子どもたちにヘアドネーションを啓発するワークショップも開催しました。これからも応援いただけると嬉しいです。

■交通課題、交通困難者を調査しナッジを用いて改善提案
関東学院大学:経済学部・中泉ゼミナール

重大な事故には至っていないものの、ヒヤッとしたり、ハッとしたりなど、危ないと感じた事象のことをヒヤリハットと言います。
1件の重大事故の裏には、29件の軽傷事故、300件のヒヤリハットがあると言われます。
本活動では、交通事故を未然に防止するため、ヒヤリハットが起こるような道路を調査し、ナッジ(そっと肩を押すと言う意味)を使った注意喚起の検討や、道路マップに危険な箇所を記載する提案を行っています。

■地域・大学・行政の協働を!
キャンパスタウン金沢を進めるためには、大学と行政だけではなく地域との協働が必要不可欠です。
そこで、大学の関わりについて地域で活躍されているお二人にお話を伺いました。

◇金沢中部地区連合町内会 髙林 泰雄(たかばやし やすお)会長
金沢中部地区では「出会い・ふれあい・支えあい~誰もが安心・安全に暮らせるまち~」をスローガンに「子どもたちが大人になっても住み続けたい、戻ってきたい」と思えるようなまちづくりに取り組んでいます。
地域を盛り上げ、絆を深める取組としてお祭りは大変重要です。
高齢化の影響でお神輿の担ぎ手確保にも苦労し、さまざまな努力・協力のもと開催しています。
昨年は、関東学院大学の学生にご助力いただき本当に助かりました。地域ではお祭りを始め、さまざまな場面で若い力を必要としており、ぜひ、地域を盛り上げるのに力を貸していただきたいと思います。

◇金沢シーサイドタウン地区 社会福祉協議会 山本 淳子(やまもと じゅんこ)事務局長
金沢シーサイドタウン地区では、「生涯住み続けたいと思う街~みんなでつくろう並木の未来~」をスローガンに「大人も子どもも住みやすい街」を目指しています。
特に、子育て支援では、横浜市立大学の学生の「ぱあくる(外遊び)」の活動が、大人からも子どもからも喜ばれています。
今後も地域・大学・行政の連携による街づくりを進めたいと考えています。

■関東学院大学「社会連携センター」
地域に開かれた大学として、地域の皆さんと連携し、教育研究の成果を社会に還元するため、地域と大学を結び付ける相談窓口の役割を果たしています。
ホームページ:「関東学院大学 社会連携センター」で検索

■横浜市立大学「地域貢献センター」
地域の団体、企業、行政などの窓口として、地域課題解決に向けた研究事業や学生のボランティア支援、市民の生涯学習の支援など、大学の地域連携の推進に取り組んでいます。
ホームページ:「横浜市立大学 地域貢献センター」で検索

この記事に関する問合せ:地域力推進担当(6階601)
【電話】788-7809【FAX】788-1937

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