私にとっての良い選択が、 地球にとっても良い選択に

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[01]環境に優しい取り組みが広がっています
海やみどりなど、豊かな自然環境が身近にあることは、横須賀の大きな魅力です。このかけがえのない自然環境は、将来の世代に引き継いでいかなければなりません。

もっと先の子どもたちの未来を考えたとき「今私たちができること」を意識して、身の回りのことから少しずつ、エコな取り組みを始めてみませんか。

■みんな始めているエコな取り組み
・太陽光パネルや断熱窓の設置
・冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない
・公共交通機関の利用
・冬の暖房時の室温は20℃を目安に設定

◇横須賀市地球温暖化対策地域協議会
高橋正明さん
自宅では、高効率な給湯器や断熱窓、LED照明、緑のカーテンを取り入れるなど、節電を心掛けています。その結果、自宅の消費電力は約10年で半減しました。また、普段は公共交通機関を利用したりマイボトルを持ち歩いたりするなど、できることから少しずつ取り組んでいます。

[02]どれくらい変わる?環境への影響
■エコな選択で節約!マイボトル(水筒)とペットボトル
ペットボトルは手軽に買えるので便利ですが、何度も繰り返し使えるマイボトルを使うことで、CO2排出量が削減できます。また、ペットボトルを購入する必要がないので節約にもつながります。
行政センターやコミセンなど41カ所の市内公共施設に、誰でも無料で利用できるウォータースタンドを設置しています。立ち寄った際は、ぜひご利用ください。

出典：環境省HP「リユース可能な飲料容器およびマイカップ・マイボトルの使用に係る環境負荷分析について」

■状況に合わせて選択!自家用車と公共交通機関
自家用車ではなくバスを利用すれば環境への影響は約半分になり、鉄道を利用すれば約8分の1になります。荷物が少ない時は電車を使うなど、可能な時は公共交通機関を利用することで環境への負荷を抑えることができます。

◇輸送量当たりのCO2の排出量(旅客)

※CO2排出原単位[g-CO2/人km](2019年度)

出典：国土交通省HP「運輸部門における二酸化炭素排出量」

[03]注目が集まる「省エネ住宅」
ZEH(ゼッチ)住宅は、高断熱なサッシや高効率な給湯器などにより生活で消費するエネルギーを抑える一方、太陽光発電などでエネルギーを創ることで、「エネルギー収支ゼロ」を目指した住宅です。

住まいのエネルギー収支をゼロにする
「ZEH」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

出典：国土交通省HP「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅関連事業(補助金)について」

■Interview
◇ZEH住宅を建てた　Fさん
エネルギー収支ゼロは、お財布にも優しい
私が家の新築を考え始めたころ、すでに電気代やガス代は値上がり始めていました。省エネ住宅は少し高いですが、補助制度もあったので思い切って「断熱性の高さ」と「太陽光パネル・蓄電池の導入」を条件に家を建てました。
これが大正解でした。まず、とても快適です。断熱性が高いので冬は暖房の効きが良く、一度暖まればなかなか冷えません。そして、経済的です。太陽光パネルと蓄電池により、ことしの夏はオール電化なのに1カ月の電気代が4千円を切り、さらに売電収入は、2万円を超えていました。
このように、お財布に優しい住宅を建てたことが環境の役に立っていると思うと、少し誇らしく思います。

◇太陽光パネルを設置した　澤井哲夫さん
ちょうど自宅を改築するタイミングで太陽光パネルを設置しました。設置をしたことで、電気代の節約になるだけでなく、日々の生活の中で「無駄にしていないかな」と電気の使い方を気にするようになりました。

■おトクに省エネ!!補助制度をぜひご利用ください
◇よこすかエコポイント(横須賀市地球温暖化対策地域協議会)
来年2月までに太陽光発電システムの設置や窓の断熱改修を行った人に、市内協力店舗で利用できる商品券やポイントを抽選で差し上げます。
市内協力店舗：
・イオン(久里浜・本町)
・ノジマ横須賀店(平成町)
・横須賀モアーズシティ(若松町)
・すかなごっそ(長井)

◇CEV(クリーンエネルギー自動車)補助金(国)
電気自動車(BEV)や燃料電池車(FCEV)など環境に配慮された車両の購入に対して、費用の一部が補助されます。

◇0円ソーラー(神奈川県)
初期費用の負担なしで住宅に太陽光発電を設置できます。
・契約期間中の維持管理は事業者が行うため、手間がかかりません。
・契約期間後(おおむね10年後)は、設備が住宅所有者に無償譲渡されます。
・自然災害で停電が起きた場合、非常用の電源として使えます。

◇先進的窓リノベ事業(国)
高い断熱性を持つ窓に交換するリフォームに対して、窓の性能やガラスのサイズに応じた補助が受けられます。

問合せ：都市戦略課
【電話】822-8524