■箱根教育の合言葉『箱根を愛しかしこくやさしくたくましく』
今月号は、園・小・中一貫教育の具体的な取り組みの中で、各委員会やプロジェクト以外の取り組みについて紹介します。
1.校種越え、複数校指導
・3小学校を兼務する英語専科教員の配置
・通級指導教室「スマイル」教員の3小学校巡回指導
・中学校教員による小学6年生への出前授業(学期に1回)
・複数校(小学校と中学校、小学校2校)を兼務する教員の配置(音楽・体育・理科など ※変更あり)
2.他校校内研究会参加
・教員の在籍校以外の校内研究会に参加し、授業参観および協議を行い、教員の授業力向上につなげる
・授業参観をとおして、園・小・中の学びのつながりを確認し、指導に生かす
・児童生徒の成長を認め、励ますなど
3.箱根町教育研究会
・園保育者と小中の教員が、「箱根ハートフルプログラム」の授業を公開し、互いに参観し合うことで12年間の子どもの育ちを確認
・園の年齢別部会、小学校の低中高学年別部会を開催し、それぞれの取り組みを共有したり、子どもの実態から身に付けるべき資質・能力を検討したりし、日々の保育・授業に生かす
4.行事交流
・中学校の文化活動発表会に小学6年生が参加
・小学校体育大会(3小学校5・6年生参加)
・特別支援学級合同キャンプ
・小学校合同卒業記念会(山のホテル)
・年長児による小学校給食体験
・小学6年生による中学校一日体験入学
・中学3年生代表生徒が出身小学校に出向き小学6年生に中学校生活を語るなど
◇箱根火山学習「火山活動と火成岩」
神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員と箱根ジオミュージアム学芸員を講師に招き、中学1年生が箱根の火山活動をテーマに実験します。溶岩の粘り気によって、山の形が異なることや、噴火により箱根の山々が形成されたことなどを学習します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>