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洞爺湖町(とうやこちょう)をもっと身近に[姉妹都市提携60周年](1)

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神奈川県箱根町

昭和39年7月4日に姉妹都市となった箱根町と北海道洞爺湖町。
中学生の派遣やイベント時の観光展などさまざまな交流を行ってきたなかで、今年、提携60年目を迎えました。この機会にお互いにもっと身近に感じてもらおうと両町の広報紙で町の魅力などを紹介します。

◎「広報とうやこ7月号」で箱根町の記事が掲載されています。

■北海道洞爺湖町
◇まちを彩る山、海そして湖 自然と共存する癒しの温泉地
洞爺湖町は、北海道の南西部に位置し、人口約8,000人、面積約180平方キロメートル。今も火山活動を続ける有珠山、噴火で形成されたカルデラ湖の洞爺湖、「噴火湾」の異名をとる内浦湾と豊かな自然に囲まれています。
有珠山の噴火は時に甚大な被害をもたらしましたが、温泉や滋味あふれる土壌などの恩恵もあり、まちの人々は長年にわたって自然と共生してきました。

■なぜ姉妹都市に?
いずれも国立公園内にあり、大きな力ルデラや豊かな湖を有する地形と、火山の恵みである温泉が湧き出る観光地である点がよく似ていることから、箱根町と旧虻田町が姉妹都市提携を結びました。
平成18年には旧虻田町と旧洞爺村が合併し、洞爺湖町となりましたが、姉妹都市としての関係は変わらず、さまざまな交流を深めてきました。
また、過去に2度起きた有珠山噴火の際には、町職員の派遣などの災害援助に取り組み、これらの経験を踏まえて、平成24年に「大規模災害時における相互応援協定」を締結するなど、新たな関係も築き、より一層の絆を深めています。

■現在も続く交流
現在も提携以来から続く、双方の中学生親善訪問をはじめ、町議会や自治会、文化・スポーツ団体などが互いに交流を図ってきました。
毎年11月3日に行われる大名行列で、来町した洞爺湖町の職員が販売しているホタテ串は大好評です。

■これまでの歩み
・昭和39年7月 箱根町×旧虻田町 姉妹都市提携
・昭和43年 虻田町 洞爺湖スキー場オープン
・昭和49年 中学生使節団相互交流開始
・昭和49年 箱根町 湯立獅子舞 国選択無形文化財に指定
・昭和51年 両町の剣道スポーツ少年団親善試合
・平成18年 虻田町と洞爺村が合併し「洞爺湖町」誕生

■洞爺湖町の名産品はコレだ!
▽[01]ホタテ
洞爺湖産ホタテは、その肉厚でジューシーな身が特徴です。噛むごとに広がる甘みと旨味が絶品で、刺身や寿司として生で食べるとその魅力が最大限に引き出されます。

▽[02]ワイン
洞爺湖のブドウは、寒暖差が大きく、日照時間が長いため、豊かな果実味と適度な酸味があります。2008年の洞爺湖サミットでは各国の来賓にも振る舞われました。

▽[03]財田米(たからだまい)
旧洞爺村の財田地区で収穫されるお米です。水はけが良い扇状地で育った財田米は芳醇な甘味ともちもち感が魅力。栽培面積が小さく、生産量が少ないため、希少性の高さも特徴となっています。

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