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自治体の皆さまへ

令和6年度主な事業紹介(2)

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

■[ミライへ02]共生社会のさらなる推進
本市は「ケアラー支援条例」を制定しました。家事や介護などを子どもが日常的に行う「ヤングケアラー」をはじめ、ケアラー全般を包括的に支援します。また、共生社会に向けて、介護・子育て・障害・生活困窮など、複数の分野の困りごとに丸ごと対応します。

◇ケアラーが孤立しないように支援体制を強化します
[新規]必要な支援が届いていない家庭などへの訪問を開始 1,905万円
訪問などによって家庭とつながり、関係を構築する人員を配置し、特別な支援を要するケアラー家庭を継続的にサポートします。

[新規・拡充]ヤングケアラーの早期発見・支援を強化 1,978万円
学校現場での支援を強化するため、スクールソーシャルワーカー3人、教育相談員2人を増員します。また、市役所にヤングケアラーコーディネーターとスーパーバイザーを配置して、早期発見に努めます。

[拡充]自立に向けた家事支援・配食支援を拡充 1,096万円
ヤングケアラー家庭を含め、養育面で支援が必要な家庭に対して、ヘルパー派遣などを行います。

◇多様な福祉サービスを提供していきます
[新規・拡充]障害者への相談体制や支援を強化 2億9,519万円
障害者に対する相談・自立支援を行うほか、地域生活支援拠点等コーディネーターを新たに配置し、障害者の高齢化・障害の重度化や親亡き後を見据えた相談、緊急時の受け入れ調整などを行います。

[新規・拡充]障害者の社会参加を促進 4,214万円
手話通訳者の派遣・配置や福祉タクシー利用券・福祉自動車燃料費の補助などの社会参加・外出支援に加えて、新たに、市役所窓口に市民と職員の対話を補助する音声機器を導入します。

ひきこもり対策を推進 183万円
ひきこもり地域支援センターを拠点として、相談・訪問・同行などの支援、居場所づくり、市民向け講演会などを行います。

■[ミライへ03]市民が日々安心して暮らせる環境の構築
地震、風水害などから市民の生命・財産を守るため、避難路の整備などを進めます。また、災害時の拠点となる市役所新庁舎が視覚的にイメージできるよう、基本設計を進めます。

◇「新しい市役所」のイメージを具体化します
本庁舎等整備事業 3億1,335万円
新庁舎等整備に向けた基本設計等を行う事業者を選定するとともに、市役所現在地利活用の検討を進めます(7面参照)。

◇市民サービス向上のため、行財政改革を推進します
行財政改革の推進 5,298万円
デジタル技術を活用しながら業務プロセスの見直しを進め、職員の事務効率化に向けた執務環境の整備を行います。また、将来的な市庁舎窓口の在り方を検討していきます。

◇防災・減災対策を強化します
災害時の避難対策を推進 7,789万円
引き続き、津波避難誘導標識の設置や備蓄品の整備を行うほか、材木座地区の津波避難路の整備、富士塚小学校に災害用の屋外備蓄倉庫を設置します。

がけ地対策・耐震相談 1億7,501万円
引き続き、既成住宅などに対して、がけ崩れや土砂流出への防災工事費の助成や、木造住宅の窓口耐震相談、通学路などの危険ブロック塀の撤去費助成などを実施します(4面参照)。

生活インフラ・消防設備・緑地の維持管理ほか 12億641万円
引き続き、道路・橋りょう・河川管理施設などの生活インフラの修繕や、緑地の計画的な維持管理を行うほか、設置後50年以上の公設防火水槽の調査を開始します。

■[ミライへ04]鎌倉を楽しみ、満足できる空間の整備
市民や来訪者の皆さんに鎌倉で生活してよかった・訪れてよかったと感じてもらえるよう、オーバーツーリズム(注)対策をはじめ、防犯、安定的なごみ処理体制の構築、地球温暖化対策、深沢のまちづくりなどを進めます。
(注)観光客の過度な増加が交通・市民生活や観光満足度へ悪影響を及ぼす状況

◇オーバーツーリズム対策を実施します
[拡充]渋滞緩和に向けて 5,089万円
オーバーツーリズム対策として、新たに八幡宮前交差点に交通誘導員を配置するほか、渋滞緩和を目的に、主要ターミナル駅などで公共交通の利用促進に向けた情報発信を展開します。

[新規]地域の防犯を強化 9,963万円
新たに、鎌倉駅東口付近と江ノ島電鉄鎌倉高校前駅付近に街頭防犯カメラを整備します。また、引き続き、防犯アドバイザーの派遣や、防犯カメラ設置費用の補助(4面参照)なども実施します。

◇さまざまな空間・環境を整備していきます
公園遊具の更新 5億8,976万円
地域の特性や市民のニーズに対応した公園を適切に管理します。また、計画を一部前倒しして、遊具を順次更新します。

地球温暖化対策を推進 1,086万円
地球温暖化対策地域実行計画として「地域脱炭素化促進事業編」を策定します。また、公共施設34施設のLED化、太陽光発電設備などを設置する際の費用補助も継続します。

[新規]藻場の再生など水産業を振興 353万円
海で進んでいる磯焼け対策などに関する調査研究の取り組みの一環として、藻場の再生に向けた実証事業を開始します。

深沢地域整備事業 1億6,088万円
事業用地内の地中埋設物などの撤去を行い、工事に着手します。引き続き、県と藤沢市と共に、新駅設置を含む、深沢地区と藤沢市村岡地区の一体的なまちづくりを進めていきます。

6面に続く

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