「子どもの健康情報」をお伝えします
■体罰によらない子育ての工夫ポイント
体罰はよくないと分かっていてもさまざまな状況や理由によって、それが難しいと感じられることもあります。一方で、安心感や信頼感、温かな関係が心地よいのは、子どもも大人も同じです。
以下のポイントを心がけながら、子どもと接してみましょう。
(1)子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう
自分の気持ちを受け止めてもらえると、気持ちが落ち着いたり、大切にされていると感じます。
(2)「言うことを聞かない」にもいろいろあります
親の気を引きたい、言われていることが理解できないなどさまざまです。重要なことでない場合、今はそれ以上やり合わないということも対応の一つです。
(3)子どもの成長や発達によって、できることは異なります
子ども自身が困難を抱えているときは、それに応じたケアを考え、対応しましょう。
(4)状況に応じて、身の周りの環境を整えてみましょう
危ないものを片づけるなど、叱らないで良い環境づくりを心がけましょう。
(5)注意の方向を変えて、やる気にはたらきかけてみましょう
子どもは気持ちの切り替えが難しいこともあります。
(6)肯定文でわかりやすく、時には一緒にやってみよう
「○○してね」と、子どもに近づいて落ち着いた声で具体的に伝えましょう。
(7)良いこと、できていることを具体的に褒めましょう
褒めることは、子どもにとって嬉しいだけでなく、自己肯定感を育むことにもなります。
詳しくは厚生労働省ホームページ「体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~」をご覧ください。
問合せ:子育ての悩み相談してください
児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189
子育て支援課【電話】73-8021
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