大規模な災害の後には、便乗した悪質商法などのトラブルが多数発生する傾向にあります。突然訪問してきた業者に契約を急がされても、その場では決めずに慎重に検討しましょう。
特に、「修理や点検」「保険金(火災保険や地震保険)」「義援金や寄付金」に関することで、訪問や電話があった場合はご注意ください。詳しい情報は、消費者庁や国民生活センターのホームページもご覧ください。
■トラブル防止のためのアドバイス
▽修理・点検
・契約を迫られてもその場では決めず、慎重に検討しましょう。工事や修理は複数の業者から見積りをとって比較検討することをお勧めします。
・訪問されて契約したときは、クーリング・オフができます。
▽保険金
・保険請求の手続きは自分でできます。まずは加入している保険会社や代理店に相談しましょう。
・古くなって傷んだ箇所を保険を使って直すなど、うその理由で保険金を請求することは絶対にやめましょう。
▽義援金、寄付金
・公的機関が電話や訪問をして義援金を求めることはありません。
・寄付をする時は、募っている団体などの活動状況や使途をよく確認しましょう。
上記以外でも、不審な訪問や電話があったときは、はっきりと断りましょう。
困ったときは一人で悩まず、家族や周囲の人、消費者センターなどにご相談ください。
相談窓口:
能登半島地震関連消費者ホットライン【電話】0120-797-188(フリーダイヤル)
あわら市消費者センター【電話】73-8017
警察安全相談【電話】#9110
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