■学校給食における食物アレルギー対応について
食物アレルギーの原因となる食物(以下「アレルゲン」という)や症状は一人ひとり異なります。誤った対応によって生命に関わる重篤な症状を引き起こす場合があるため、細やかな注意が必要です。
教育委員会では、対象の児童生徒一人ひとりに「食物アレルギー個別取組プラン」を作成して保護者・学校・給食センターで情報を共有し、全ての児童生徒が給食時間を安全に、かつ、楽しんで過ごせるよう取り組んでいます。
なお、学校給食では安全性確保のため、アレルゲンの完全除去(提供するか・しないか)を原則としており、医師の診断のもと、除去食または代替食を提供しています。
除去食:調理の段階でアレルゲンを除去して提供するもの
代替食:アレルゲンを除去する事が困難な場合や除去によってエネルギーなどが不足する場合に、アレルゲンを含まない食品と替えて提供するもの
▽食物アレルギー対応食提供までの流れ
(1)食物アレルギー対応用の献立・作業内容は、毎日、調理にかかわる職員全員で確認します。
(2)アレルゲンの混入を防ぐために、食物アレルギー担当調理員を配置し、専用の調理室にて調理を行います。
(3)対応食は、保温・保冷ができる一人ひとり専用の容器に納めます。
(4)調理後の確認は、複数の調理員で行ってから学校へ配送します。
学校給食における食物アレルギー対応についてのご質問やご相談は、学校給食センターまでお気軽にお問い合わせください。
問合せ:学校給食センター
【電話】73-1400
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