■地域への誇りと愛着の醸成を目指して歴史文化を活かしたまちづくりが始動
◇歴史的風致を守り育て、未来を担う子どもたちへ 継承していく世界へ 誇れる坂井市へ
坂井市には、継体天皇ゆかりの神社や伝承、現存12天守のひとつである丸岡城、海運により繫栄した三国湊など、固有の歴史文化を背景にした特徴的で個性豊かな地域が集まっています。
市ではこの度、歴史文化を活かしたまちづくりをより強く推し進めるため、歴史的風致維持向上計画を策定しました。
歴史的な建造物とそれにまつわる伝統や文化、人々の営みといった歴史的風致の維持・向上を通して、歴史文化の継承と発展、地域への誇りと愛着の醸成という好循環を生み出していくことを目指しています。
この計画は、市民の皆様が、身近にある歴史的建造物を再認識し、地域の魅力を再発見する一助となり、歴史的建造物を核としたまちづくりの基盤になるものです。これを機に、多くの市民の皆様がまちづくりに興味を持ち、参加してもらいたいと思っています。
北陸新幹線が延伸開業し、今後多くの方が坂井市を訪れます。坂井市には豊かな自然、美味しい食、多くの観光地があります。そこに、個性豊かで魅力あふれる歴史文化が加わることで、世界に誇れる地域になると思っています。
その土壌となる本計画は、決して完成形ではありません。よりよい計画を目指し、適宜見直し、磨き上げることができます。坂井市の未来を担う子どもたちのためにも、歴史的風致を守り育て、よりよいまちを一緒につくっていきましょう。
坂井市長 池田禎孝
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