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自治体の皆さまへ

みんなで考えよう 認知症の人が暮らしやすくなるまち(1)

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福井県坂井市

■「ちゃんと知ったら、ちょっと安心できた」
◆認知症ってどんな病気?
認知症は、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることにより、日常生活に支障がある状態のことです。原因となる病気はいくつかありますが、高齢者に限らず誰にでも起こる可能性があります。
予防・治療・周囲の関わりにより、症状を改善し日常生活を送りやすくすることができます。そのためには、早期受診・早期治療がとても重要です。

◇もの忘れと認知症の違い
老化によるもの忘れ:
・体験の一部を忘れる
・もの忘れを自覚している
(例)朝ごはんで食べたものを忘れている

認知症による記憶障害:
・体験そのものを忘れる
・もの忘れを自覚していない
(例)朝ごはんを食べたことを忘れている

◆優しく寄り添う周りの人の接し方
認知機能が低下することで、いろいろなことが分からなくなっているようでも、その人らしさや感情がなくなっているわけではありません。今までの自分でなくなっていくことに、不安や悲しみを一番感じているのは本人です。
そのため、私たちが優しい言葉をかけたり、手助けしたりすることで気持ちが穏やかになり、地域での生活を少しでも長く続けることができるようになります。

◇接し方のポイント
(1)気持ちに寄り添い自尊心を傷つけない
一見理解できない行動にも本人なりの理由があります。寄り添った対応をしましょう。

(2)本人のペースに合わせる
一度にたくさんのことを話すと混乱してしまいます。ゆっくり分かりやすく伝えましょう。

(3)笑顔でにこやかに接する
理解はできていなくても表情や感情は伝わります。笑顔で接するよう心掛けましょう。

◆どんな立場でもできることがある 最初の一歩は、知ること
◇認知症講演会の開催
認知症に関する講演会を開催します。講演会前には、脳年齢測定などの健康チェックができます。ぜひ、ご参加ください。
テーマ:「地域で生活する認知症ご本人や家族を温かく見守るために」
講師:福井大学医学部附属病院 山村 修(やまむら おさむ)先生
日時:9月7日(土) 10時〜11時
場所:坂井市役所
定員:50人
注意:健康チェックは9時〜10時で、来られた順に実施します。また、健康チェックのみの参加はできません。
申込締切:9月2日(月)
申込方法:高齢福祉課まで電話またはFAX、専用の申込フォームでお申し込みください。
※専用申込フォームは本紙をご覧ください。

問合せ:高齢福祉課
【電話】50-3040【FAX】68-0324

◇認知症相談会
嶺北認知症疾患医療センターの専門職に無料で、個別相談ができます。
[相談日と会場]

※完全予約制ですので、ご希望の会場がある地域包括支援センターにお申し込みください

問合せ:
・丸岡地域包括支援センター【電話】68-1130【FAX】82-6116
・春江地域包括支援センター【電話】43-0227【FAX】68-1129
・三国地域包括支援センター【電話】82-1616【FAX】43-0228
・坂井地域包括支援センター【電話】67-5000【FAX】67-2807

◇認知症サポーター養成講座in認知症カフェ
認知症について学びませんか。ぜひ、この機会にご参加ください。
日時:8月27日(火) 13時30分〜15時
場所:アル・プラザアミ
定員:15人(先着)
申込方法:電話で下記へお申し込みください。

問合せ:リフレ調剤薬局栄店
【電話】67-7670

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