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街角スケッチ

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福井県敦賀市

◆修復完了 敦賀憩いの場
10月1日 柴田氏庭園リニューアルオープン
国の名勝に指定されている柴田氏庭園では、庭園および甘棠館(かんとうかん)建物の修理工事が完了しリニューアルオープンしました。柴田氏庭園は、江戸時代の豪農、柴田権右衛門(しばたごんえもん)が築いた屋敷で、参勤交代時は小浜藩主の休憩所になっていました。記念式典には柴田氏の親族や関係者など約30人が出席し、式典の後、学芸員による館内解説や茶会などにより敦賀の歴史に触れていました。午後からは一般客に向けて無料開放され、多くの市民が訪れていました。

◆秋晴れのもと、1,600人が快走
10月15日 第42回敦賀マラソン
第42回敦賀マラソン大会が、総合運動公園陸上競技場をスタート・ゴールとして行われました。平成16年以来19年ぶりにハーフ種目が加わり、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロの5コース17種目で行われました。今大会には、県内外から1,654人が参加しました。心配された雨も上がり、ランナーたちは絶好のマラソン日和の下、沿道の声援を受けながら秋の港町を駆け抜けました。ハーフと10キロのランナーは日本三大松原の一つ「気比の松原」を疾走しました。(本紙表紙もご覧ください)

◆4年ぶり 笑顔で大歓迎
10月18日 ダイヤモンド・プリンセス 敦賀寄港
外国大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が敦賀港に4年ぶりに寄港しました。敦賀港では武生商工高校吹奏楽部による演奏や市内保育園児たちがオリジナル手ぬぐいを手渡しするなどして観光客を歓迎しました。その後、きらめきみなと館でのおぼろ昆布の手すきや書道、折り鶴などの体験コーナー、商店街での着物や骨董品などの出店、氣比神宮での記念撮影などを楽しんでいました。体験コーナーで書道を教えた敦賀高校書道部1年生の中村朱里(あかり)さんは「書道を通してコミュニケーションを取ることができ、いろんな外国人の方と会話ができてとても嬉しかった」と笑顔で話しました。

◆遠隔手話通訳で対応がスムーズに
10月25日 遠隔手話通訳サービス実演
タブレット端末のビデオ通話機能を活用した遠隔手話通訳サービスが導入され、市地域福祉課窓口で実演が行われました。遠隔手話通訳サービスは、タブレット内の専用アプリで手話通訳が可能なオペレーターにつなぎ、タブレットを通して聴覚に障がいのある人と市職員との会話を手話で通訳する仕組みです。オペレーターは職員の質問に対して手話通訳し、スムーズなやりとりができていました。体験した遊津貞美子(てみこ)市聴覚障がい者福祉協会会長は、「駅や病院などでも利用が広がればうれしい」と話していました。

◆地域へ幅広く貢献して10周年
10月29日 敦賀市立看護大学 開学10周年記念式典
令和6年4月に開学10周年を迎える敦賀市立看護大学の記念式典が開催されました。同大学は、豊かな教養と高度な専門知識・実践力を持つ看護人材の育成を目的に平成26年に4年制大学として開学しました。式典では、内布敦子理事長兼学長が「まだまだ若い大学だが、これからも地域に愛される大学であり続けるよう発展させていく」と挨拶しました。その後、卒業生を代表して、第1期卒業生の林美有(みゆ)さんが、「卒業生として恥じぬよう今後も頑張っていきたい」など決意を述べていました。

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問合せ:秘書広報課
【電話】22-8112

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