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自治体の皆さまへ

すべての人がいきいきと安心して暮らせるまちを目指して

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福井県敦賀市

■12月3~9日は「障害者週間」です
「障害者週間」は、国民一人ひとりが障がい者への理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的とした週間です。
障がいの有無に関わらず、誰もが人格と個性を尊重し支えあう社会である「地域共生社会」の実現に向けて、普段の生活の中で実施できる配慮や工夫について、一人ひとりがこの機会に考え、取り組んでいきませんか。

▽障がいを理由とする差別をなくしましょう
全ての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障がいを理由とする差別の解消を推進することを目的とした「障害者差別解消法」が令和3年4月に改正され、令和6年4月に施行されました。
・民間事業者による合理的配慮の提供の義務
障がいのある方は、社会の中にあるバリアによって生活をしづらい場合があります。障がいのある方から社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意志が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応すること(合理的配慮)を求めています。

・参考事例
福井県では、障害者差別解消法の改正の周知を目的に、できることから始める「できルール」の普及活動を実施しています。

▽わたしの街に心のバリアフリー
道路や建物など、移動面で困難をもたらす物理的なバリア、各種制度によって能力以前の段階で機会の均等を奪われる制度的なバリア、必要な情報が平等に得られない文化・情報面でのバリア、差別や無関心など、障がいに対する誤った認識から生まれる意識上のバリア、これら障がいのある人が直面する「4つのバリア」。
「心のバリアフリー」は、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとることが第一歩です。
どのような配慮や支援が必要なのかを知り、できることから行動にうつしていきましょう。

■関係機関と協力して、福祉の困りごとの解決を目指します! ‐敦賀市重層的支援体制整備事業‐
少子高齢化に伴い、生活のスタイルが変化する中で、個人や世帯が抱える課題や問題が複雑化・多様化し、これまでの「高齢者・障がい者・子ども・生活困窮者」といった対象者ごとの支援体制だけでは、対応が困難になってきています。
敦賀市重層的支援体制整備事業は、困っていることや心配なことについて、関係する機関みんなで一つのチームを作り、解決策を一緒に考え、支援します。

・親の介護と子育てが重なり、どうしたらいいか…
・病気や障がいがあって思うように働けない。仕事が続かない…
・自分に自信を持てない。外に出ることができない…

▽令和5年度に実施した各種団体との連携強化に向けた取り組み
・重層的支援体制推進会議
行政機関で構成する会議。具体的な支援策を検討しました。
・多職種交流会
高齢・障がいなど分野の垣根を越えた支援者との意見交換を行いました。

▽支援体制のイメージ
既存の相談窓口を活用し、関係機関の連携を強化していくことで支援体制の充実を図ります。

[相談者]
↓ 相談
相談窓口間の連携
・高齢者
・障がい者
・子ども
・生活困窮者
↓↑ 連携
[地域共生社会推進室]

■困りごとはまずご相談ください!
どんな相談でも断らずに受け止めます。
相談の内容によっては、対応にふさわしい機関と連携を図ります。

どこに相談すれば良いかわからない場合は、敦賀市地域福祉課地域共生社会推進室までご連絡ください。

問合せ:地域福祉課
【電話】22-8118

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