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敦賀市 認知症ほっとけんまちハンドブック シリーズ17

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福井県敦賀市

敦賀市では、「認知症ほっとけんまち敦賀」をスローガンに「認知症の方をほうっておかず、認知症になっても安心して暮らせるまち」を目指し、認知症に関わる取り組みを紹介しています。ご自宅に配布していた「敦賀市認知症ほっとけんまちハンドブック」ですが、広報つるがでの発行(年1回)に変わり、今回はシリーズ(17)をお届けします。

■認知症の症状と対応~記憶障害について~
認知症による記憶障害のため覚えられない、すぐに忘れるといったことがあります。一般的に、加齢によるもの忘れは、体験の一部を忘れることに対して、認知症によるもの忘れは、体験全体(体験したこと)を忘れると言われています。そのため、最近の出来事を忘れて何度も言ったり聞いたりします。

▽敦賀花子さんの場合
敦賀花子さん:お昼ごはんまだかな?
敦賀花子さんの家族:さっき食べたの忘れたのかな
・自分が食べたことを忘れている。
・自分が忘れるわけがないという思いがある。
・本人は初めて言ったり、聞いたりしていると思っている。

▽良い例
敦賀花子さんの家族:今準備するから、お茶でも飲んで待っててね!
敦賀花子さん:ありがとうね
・何度も同じことを言っても、できるだけ聞きましょう。
・本人の好きなことなど上手く話題を変える対応をしましょう。

▽良くない例
敦賀花子さんの家族:さっき食べたでしょ!何回も同じこと言わないで!
・相手を責めたり、否定するような言葉は使わないようにしましょう。

■地域の団体や企業などで認知症サポーター養成講座を開催しませんか?
認知症サポーター養成講座では、認知症の正しい知識をもち、自分のできる範囲の手助けをする認知症サポーターを養成しています。市内の小中学校をはじめ、地域住民、公共機関や銀行などで開催しており、毎年多くのサポーターが誕生しています。
開催を希望される団体や企業などがありましたら、お気軽に長寿健康課までお問い合わせください。

▽講座内容
時間:60分~90分程度(相談に応じます)
内容:認知症の基礎知識、認知症の方への対応
参加料:無料

▽参加者の声
学生:行動や感情を理解し、優しく話を聞いて相手が辛い思いをしないようにしたいです。
地域住民:認知症かな?と思う方に出会った時は、ゆっくり・はっきりと分かりやすく対応したいと思います。

■敦賀市認知症サポーター活動中!
養成講座受講後、地域でのサポーター活動を希望された方々が様々な場面で活動されています!

過去に発行した認知症ハンドブックは市HPや本紙二次元コードよりご覧ください。
「ほっとけんまちハンドブック」で検索

協力:敦賀市認知症支援推進協議会

問合せ:長寿健康課
【電話】22-8181

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