◆あなたのまわりに心が疲れている人はいませんか?
こころの病気は、特別な人がかかるものではなく、誰でもかかりうる病気です。日常生活の中で生じるさまざまな疲れやストレスなどが積み重なり、心が消耗されていくのです。
自分が苦しんでいてもうまく伝えられないことや自分では気づきにくい場合もあり、ご家族や周囲の方の「気づき」や「声かけ」が大切な人の命を守ることにつながることも少なくありません。大切な人の命を守るためにどう対応したら良いか考えてみましょう。
1.気づく
まずはこころの不調に気づくことが重要です
・表情が暗く、元気がない、疲れている様子
・顔色が悪く、全体的に活気がない
・体調不良の訴えが多くなる
・飲酒量が増えた
・外出をしなくなったり、周囲との交流を避けるようになる
ポイント:普段から本人のことをよく知っている人が、直感的に「いつもと違う」と感じる感覚は特に重要です
2.声をかける
声をかけ、心配していることを言葉で伝えましょう
「体調は大丈夫ですか?」
「眠れていますか?」
「困っていることや悩んでいることがあれば一緒に考えさせて」
ポイント:まずは体の調子を気遣う声かけを!悩みを抱えている人は不眠で悩んでいる場合が少なくありません
3.話に耳を傾ける、困っていることを聴く
相手の話に耳を傾け、しっかり気持ちを受けとめましょう
「それはつらかったね」
「話してくれてありがとう」
ポイント:安易な励ましやアドバイス、批判・否定的な声かけはNG!つらい気持ちに共感しながら話を聴くことが重要です
4.相談機関に相談する
1人で対応が難しいときは、相談窓口や医療機関などに相談しましょう
◆こころの相談 臨床心理士が対応します
「つらい気持ち」や「不安な気持ち」を気軽に相談ください。
日程は、本紙P.21またはHPをご確認ください。
・無料
・秘密厳守
・匿名可
「敦賀市 こころの相談」で検索
▽日中の相談がむずかしい方は夜間も実施しています
日時:3月15日(金)18時~21時(1人50分)
(要予約)
問合せ:健康推進課
【電話】25-5311
<この記事についてアンケートにご協力ください。>