◆伝統の祭りで豊作祈願
2月11日 だのせ祭り
室町時代から続くとされる、県指定無形民俗文化財「野坂だのせ祭り」が野坂公会堂で開催されました。この祭りは、同区の大人と子どもたちが、耕作と田植えを模した田打(たうち)踊りと田植(たうえ)踊りを舞い、豊作を祈願します。コロナ禍の影響で、令和3年以降、神事のみが行われてきましたが、今年は4年ぶりに踊りまで奉納されました。田打踊りでは「だーのせーのせーのや」と掛け声をかけながら迫力のある舞いを披露しました。親子で参加した辻川(つじかわ)さん家族は「上手く踊れた。来年は親子3世代で頑張りたい。」と笑顔で話していました。
◆擬人化した「鉄道と港」でPR
2月15日 鉄道と港の歴史キャラクターお披露目会
敦賀市発展の礎となった「鉄道と港」に関する史実や名所を擬人化したキャラクターのお披露目会が市役所で開催されました。これは、北陸新幹線敦賀開業後の観光誘客の推進を目的に、全国で各種専門学校を展開する滋慶学園グループと福井県、敦賀市が連携して実施したものです。同学園の学生から集まった318作品の中から、「旧北陸線トンネル群」や「敦賀赤レンガ倉庫」など5つのキャラクターが生まれました。同学園教務部の谷口茉里(たにぐちまり)さんは、「敦賀市民の方々に愛されるキャラクターになって、様々な場面で活用してもらいたい」と話していました。
◆文化・科学の分野で優秀賞
2月19日 令和5年度敦賀市文化芸術および科学技術活動優秀賞表彰式
敦賀市では、文化芸術および科学技術活動の一層の振興を図るため、平成27年度から文化や科学の分野で優秀な成績をおさめた児童や団体を対象に、表彰式を開催しています。今年度は生徒8人2団体に表彰状が贈られました。表彰式では受賞者を代表して、福井商業高校3年生の彦瀬媛里(ひこせひめり)さんが「家族や先生方に支えられて、自分たちの日々の活動に打ち込んでこられたということを改めて実感している。関係者への日頃の感謝の気持ちを忘れず、これからも一層努力していく」と謝辞を述べました。
◆迫力ある「敦賀の宝」を紹介
2月26日 みなとつるが山車会館リニューアル内覧会
令和3年度から始まった、みなとつるが山車会館のリニューアル改修が完了し、内覧会が開催されました。山車展示室の映像は、昨年4年ぶりに開催された敦賀まつりの映像に一新。俳優で敦賀観光特任大使の大和田伸也さんが語りとして参加し、迫力の映像と大和田さんの重厚な語りが、山車の魅力をより際立たせています。その他にも、1階のロビーでは、山車巡行を写真で紹介するモニターが、2階では、季節ごとに催される市内の伝統行事を紹介するモニターがそれぞれ設置されるなど、敦賀の歴史や文化が、楽しくわかりやすくご覧いただけるようになりました。
◆新幹線敦賀開業を記念し植樹
3月4日 敦賀駅東口駅前広場新幹線開業記念植樹
北陸新幹線敦賀開業を記念して、敦賀みなとライオンズクラブから黒松が敦賀市に寄贈されました。敦賀駅東口駅前広場で行われた植樹式では、敦賀みなとライオンズクラブの富本哲男(とみもとてつお)会長と米澤市長が、新幹線開業による市の発展を願い土かけを行いました。約4.5メートルの高さをほこる黒松は、東口駅前広場の中心にある交通島に植えられています。交通島は、「北陸のハワイ」と呼ばれる水島がモチーフとされており、植樹された黒松を加えて、見る人たちに敦賀をイメージしていただくシンボルとなるよう、願いが込められています。
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