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街角スケッチ

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福井県敦賀市

■防火意識、高め合う
5月4日 白銀神社「火祭り」開催
戦後から続く白銀神社の「火祭り」が敦賀駅周辺で開催されました。白銀地区では戦前から戦後にかけて多くの火災が発生し、これをきっかけに白銀神社が建立されました。この祭りは、住民の防火意識の向上と町の繁栄が続くことを願い、例大祭の前日である5月4日に毎年行われているものです。午後6時半ごろ、「火神輿(ひみこし)」が白銀神社を出発し、参加者は「わっしょい」と声を上げながら町内を歩き、火を用心する意識を高め合いました。今年は5年ぶりに「たいまつ行列」が復活し、多くの参加者がたいまつを掲げて駅前を歩きました。

■御田植祭、5年ぶりに復活
5月5日 「沓見御田植祭」開催
平安時代から続くともされる県指定無形民俗文化財「沓見御田植祭」が沓見区内で5年ぶりに開催されました。この祭りは、沓見区の氏神である信露貴彦(しらきひこ)神社(男宮)と久豆彌(くつみ)神社(女宮)が合同で行う春祭りです。正午、参加者たちの行列は沓見公会堂を出発し、ご神体の「御幣(ごへい)」を掲げて「ヤーホーハイヤー」という掛け声を大きな声で繰り返しながらそれぞれの神社に向かいました。神社の境内では、地元の子どもたちが、京都から伝わったとされる「王の舞」などの神事芸能を奉納しました。

■岸壁延長で物流機能の強化に期待
5月12日 敦賀港(鞠山南地区)複合一貫輸送ターミナル整備事業着工式典
敦賀港鞠山南地区の鞠山南CFSで、鞠山南地区の岸壁とふ頭用地を造成する事業の着工式典が開かれました。これは、内航RORO船など、船舶の大型化に対応するとともに、敦賀港のふ頭再編を目的に、国と福井県が「複合一貫輸送ターミナル」の整備を同地区で進めています。内航RORO船航路は、現在苫小牧航路が鞠山北地区、博多航路が金ケ崎地区から発着。貨物の積み替え時間や保管場所であるヤード不足がかねてから課題となっていますが、東側岸壁の220メートル延長とふ頭用地の4.8ヘクタール拡張が整備されることにより、それらの課題解決が期待されています。同整備事業は2027年度に完了予定です。

■新しい学生生活に向けて
5月14日 敦賀いきいき生涯大学入学式
敦賀いきいき生涯大学の入学式があいあいプラザで行われました。同大学は昭和53年5月に開校し、これまでに3,685人が卒業しています。今年は男性12人、女性20人が入学し、一般教養と選択した専門コースである「敦賀再発見コース」「元気づくりコース」「パソコンコース」で学習することを誓いました。入学生代表の石井雅之(いしいまさゆき)さんは、「学習を通じて自らの健康の保持に努めるとともに、自分の経験を活かして明るく豊かな地域社会づくりに貢献したい」と誓いの言葉を述べました。

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問合せ:広報広聴課
【電話】22-8112

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