■長野県長野市
門前町・城下町として栄えた歴史あるまち
長野市は、長野県の北部に位置し、周囲を山々に囲まれた内陸部の都市で、長野県の県庁所在地です。
長野市には、約1400年前に創建された日本を代表する仏教寺院の1つである善光寺があり、毎年多くの参拝者が訪れています。善光寺には、国宝である本堂をはじめ、国の重要文化財である山門や経蔵などがあり、日本有数の名刹として知られています。
市内松代地区は、戦国武将真田信之(のぶゆき)が初代藩主として治めた真田十万石の城下町です。今なお多くの武家屋敷や古寺が残り、往時の面影が観られます。
産業として、農業が盛んなまちとしても知られ、特にりんごやぶどうなどの果樹栽培が盛んです。また、清らかで豊かな水から作られる信州そばは、長野市を代表する郷土食です。市内には、60店舗以上のそば処が並びます。
平成10年に冬季オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、スポーツ施設が充実。地域に密着したプロスポーツチームが活躍していることでも知られています。
主なイベントとして、市民総参加で行われる市民祭「長野びんずる」や、歴代藩主を含む約250人の武者たちが練り歩く「松代藩真田十万石まつり」、日本で一番美しい晩秋の花火といわれる「長野えびす講煙火大会」などがあります。
平成9年に北陸新幹線長野東京間が、平成27年3月に長野金沢間が開業しました。
▽基礎データ(令和6年6月)
人口:363,779人
世帯数:165,293世帯
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