10月15日、個別避難計画に基づく避難訓練を吉野坂上地区と上志比地区で実施しました。個別避難計画は、高齢者や障がい者など、災害時に一人では避難が困難な人に対し、一人ひとりに合った避難計画を事前に作成し、自主防災会のリーダーや避難協力者らが計画書に沿って避難を支援するという取り組みです。訓練後、自主防災リーダーや避難協力者、区長らが振り返りを実施。「高齢化が進み協力者が少なくなった」「自家用車では車いすの要支援者を運ぶことが困難」「自主防災リーダーや区長だけでなく、地区全体で協力や助け合う体制について話し合いたい」などの意見が出ました。また、7月の大雨を教訓に、側溝のごみやどろなどのこまめな清掃や河川の草刈りや護岸の補強など、点検や改修など事前に行うことで被害を最小限に防ぐことができたのでは、といった意見も出ました。
町内89の自主防災組織では、個別避難計画に基づいた避難の実効性を高めるため、今後も定期的に訓練を行い、誰もが助かる安心安全なまち永平寺町を目指していきます。
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