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自治体の皆さまへ

住み慣れた地域で安心できる暮らしを続けていくために

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福井県永平寺町

前回の「高齢者虐待」に続いて、「認知症」についてご紹介します。

■認知症を正しく知る
○認知症とは?
誰もがなりうる「脳」の病気です。さまざまな原因によって、生活に支障をきたすような症状を起こします。

・症状の例
記憶力の低下、食事をしたことを忘れる、探し物が多い、場所・時間がわからない、相手がわからない、意欲が低下する、整理整頓しなくなる など

○認知症は、単なる「物忘れ」ではありません
高齢になってくると、名前が出てこなかったり、物覚えが悪くなったりします。認知症は、体験したこと自体を忘れます。忘れたという自覚がない場合は、認知症が疑われます。
高齢者に多い病気ですが、働き盛り世代で発症することもあります。65歳未満で発症する認知症は、「若年性認知症」といいます。

■相談する
認知症は早期発見・早期治療が重要です。自分や家族、身近な人が「認知症かも」と思ったら専門家などに相談しましょう。
・アルツハイマー型認知症や血管性認知症は、早期からの内服治療により、進行を穏やかにできる場合があります
・症状に応じた適切な対応をすることで、落ち着いたりします
↓ 相談は?
かかりつけの医師→かかりつけ医から認知症の専門医を紹介してもらえます。

・もの忘れ外来、精神科、診療内科などの医療機関
心配なことがあるなどの相談は地域包括支援センター(【電話】61-6166)にご連絡ください。

■支えよう
周囲にいる人たちが、認知症の人やその家族を理解し、サポートしましょう。互いにわかり合えば、地域で安心して暮らせます。

・認知症の人への良い接し方
穏やかに、一語ずつゆっくりと、はっきりと、せかさずゆとりを持った対応

・認知症の人への悪い接し方
厳しい表情、後ろからの声掛け、取り囲む、早口での質問

○認知症サポーターになりませんか
正しい知識を持って認知症の人や家族を手助けするサポーターです。講座を受講する必要がありますので、ご希望の人は、地域包括支援センターにおたずねください。

■防ごう
○認知症の発症・進行を遅らせるポイント
・運動不足の改善
・生活習慣病の予防
・通いの場の参加など外出する機会を増やす
・趣味など生きがいを見つける
・毎日楽しく過ごす

○認知症カフェをご存じですか
認知症の人やその家族だけでなく、地域の人や専門家が集まり自由に交流する場です。

「茶ま」
松岡薬師1-124 茶まのおもてなし(勝山酒店)
「えきなかカフェ」
東古市9-85-2 地域交流館(旧東古市駅舎)
「みんなサロン」
えい坊館・開発センター・やすらぎの郷で3会場を移動して開催

問合せ:地域包括支援センター
【電話】61-6166

■出張 みんなのサロン 1月・2月の開催日
1月11日(木) やすらぎの郷 13時~16時
1月24日(水) えい坊館 10時~13時
2月6日(火) 開発センター2階消防ホール 13時~16時
2月27日(火) やすらぎの郷 10時~13時

出張みんなのサロンは、介護者や、地域のみなさんどなたでもご自由に参加できます。お茶を飲みながら、気軽に話をしませんか。気軽にお越しください。
みんなのサロンは、看護師のボランティアが活動しています。

問合せ・認知症相談窓口:
地域包括支援センター【電話】61-6166
福祉保健課【電話】61-3920

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