文字サイズ
自治体の皆さまへ

福井大学×美浜町から生まれた みんなでまちづくりプロジェクト活動報告会

3/26

福井県美浜町

■みんなでまちづくりプロジェクトとは
町では、美浜らしいにぎわいを創ることを目的に、みはまシナプスプロジェクトの一環として、福井大学と連携し、地域の課題解決や魅力創出に向けた調査を行ってきました。
みんなでまちづくりプロジェクトでは、令和5年4月から町内の小学生11人と美方高校生6人が、学年や校区の垣根を越えて3つのグループに分かれ「獣害対策」「あそび場の創出」「駅前の活性化」をテーマに、遊具の工場見学や模型の製作、空き家を活用したカフェの出店等、自分たちのアイデアを実践し、学びを深めてきました。

■活動報告会を実施
2月23日に、戸嶋町長をはじめ、保護者やプロジェクト協力者、学校関係者が出席し、福井大学生と子どもたちによる活動報告会が開催されました。
これまで活動してきた3つのグループが、町の課題や取り組んだきっかけ、活動の成果、活動を通して学んだこと等を発表しました。

▽チーム名と活動内容
・チーム光合成…自然の中に遊び場をつくる!(遊具模型作り)
獣害対策をテーマに、触れると音が鳴る遊具の模型を製作
・チームスベリダイズ…近くに遊具をつくる(遊具模型作り)
あそび場の創出をテーマに、2人同時に滑れる滑り台の模型を製作
・チームカフェの日…空き家カフェ開催‼(1日限定カフェの日実施)
駅前の活性化をテーマに、空き家を活用したカフェをオープン

発表では「考えをまとめる力や自分たちで行動する力がついた」「美浜のことをもっと好きになった」等の意見があり、自身の成長を感じるとともに町に対する関心が高まる機会となりました。

■Interview みんなでまちづくりプロジェクトにご協力をいただいた 株式会社ジャクエツ 今川 泰博(やすひろ)さん
どこの自治体も人口減少と若者の流出に頭を悩ませておられますが、これからの子どもたちにも決して他人事では無い事案が待ち受けています。
今回のプロジェクトを通して、子どもたちが考え、協力しながら「まちづくり」という大きなプロジェクトに取り組むことは素晴らしい経験になったと思いますし「ずっと住みたくなる美浜町」を目指すきっかけになったと思います。
いろんな方々の協力を得ながら活動を進められたことは大きな意味があり、弊社もその一旦を担えた事が光栄でした。子どもたち同士での意見交換の場面はwonderfulです。

■Interview みんなでまちづくりプロジェクトを運営した 福井大学 国際地域学部 吉田 響(ひびき)さん
美浜町の良さを地元の子どもたちに知ってほしいという思いでこの活動を始めましたが、活動していく中で子どもたちだけではなく、僕たちも成長させていただきました。これからも美浜町にそれぞれの形で関わっていきたいと思います。

みはまシナプスプロジェクトでは、これからも子どもと大人がつながる場づくりや学びと挑戦が広がる取り組みを続けていきます。

お問い合わせ先:町まちづくり推進課(担当・大同)
【電話】32-6701

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU