■日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023 電池推進遊覧船とエネルギー供給システムが特別賞を受賞
3月21日に、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023の表彰式が行われました。
この表彰は、ボート等の開発・製造事業者を称えることにより、性能・品質・安全の向上を促し、地球環境保護や水上安全に繋げることを目的に、日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023実行委員会(一般社団法人日本マリン事業協会内)が毎年開催しています。
今回の表彰では、本町が国立大学法人東京海洋大学とともに共同研究により開発した電池推進遊覧船と、発着施設である美浜町レイクセンターに導入した、再生可能エネルギーによる電力のみで船を運航させるエネルギー供給システムの取り組みが評価され、特別賞を受賞しました。
表彰式には、戸嶋町長と東京海洋大学の大出特任教授が出席。戸嶋町長は、「北陸新幹線敦賀開業等を見据え、三方五湖観光の目玉として進めてきた本プロジェクトが、このような名誉ある賞をいただき、大変嬉しく思っている。美浜には、秘密にしたくなるようなすばらしい景色がある。国内外問わず、多くの人たちに訪れていただき、美浜の魅力を体感してほしい。」と述べていました。
問合せ:町観光誘客課(担当・武田)
【電話】32-6705
■美浜町障がい者基本計画 第7期障がい者福祉計画及び第3期障がい児福祉計画を策定
町では、このほど、美浜町障がい者基本計画・第7期障がい者福祉計画及び第3期障がい児福祉計画を策定しました。
本計画は、本町における障がい者福祉施策の中核をなす計画で、この計画に基づいて各施策を進め、障がいの有無に関係なく誰もが相互に人格と個性を尊重し、支え合う社会の実現を目指すものです。
本計画の策定にあたっては、学識経験者や福祉団体、福祉サービス事業者及び関係機関等で構成する「美浜町障害者基本計画等策定委員会」において審議を行い、さまざまな視点から内容を検討するとともに、当事者のニーズや意見を反映させるため、障がい者及び障がい児を対象としてアンケート調査を実施しました。
計画期間は、障がい者基本計画が令和6年度から11年度の6カ年、第7期障がい者福祉計画及び第3期障がい児福祉計画は、令和6年度から8年度の3カ年で、「障がいのある人もない人も、一人ひとりが尊重されるぬくもりのある・こころ美し美浜の実現」を基本理念に次の4つの基本目標を掲げています。
▽基本目標
(1)ともに生きるまち
(2)適切な支援が受けられるまち
(3)安心して生活できるまち
(4)自分らしく生きられるまち
町では、本計画に基づき、障がい者への理解を深める啓発に加え、障がい者の意思疎通支援等により、地域で支え合う意識と体制づくりを進め、障がい者の特性を踏まえた多様な支援を提供できる体制を確保すること、あらゆる場面や分野において障がい者が安心して自分らしくいきいきと生きられるまちを目指していきます。
問合せ:町健康福祉課(担当・津原)
【電話】32-6704
■美浜町第9期介護保険事業計画及び高齢者福祉計画を策定
町では、このほど、第9期介護保険事業計画及び高齢者福祉計画を策定しました。
介護保険事業計画は、介護保険法に基づき、介護保険事業の円滑な実施を図るために定めた計画で、高齢者福祉計画は、老人福祉法に基づき、老人福祉事業の目標を定めた計画です。
本町では、これらの計画を一体的に策定することで、介護保険及び福祉サービスを総合的に展開することを目指しています。
第9期計画では、高齢者を取り巻く社会情勢の変化や諸課題に対応するため、本町における高齢者施策及び介護保険事業の取り組むべき事項を整理し、地域包括ケアシステムの更なる深化・推進に取り組むことで、地域共生社会の実現を目指しています。
計画の策定には、学識経験者や保健医療・福祉関係者等で構成される「美浜町介護保険運営協議会」において審議を行い幅広い意見を反映するとともに、高齢者の現状や地域の実態等を把握するためアンケート及び聞き取りによる実態調査を実施しました。
計画期間は、令和6年度から令和8年度の3カ年で次の基本理念のもと、3つの基本目標を掲げています。
▽基本目標
(1)安心して暮らせる地域をつくろう
(2)心身ともに健康にいきいき暮らせるまちをつくろう
(3)安心して介護サービスを利用できるまちをつくろう
今後、町では高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるための基礎作りを行い、あらゆる世代がともに支え合い、安心して暮らすことができる地域共生社会の実現に向けて取り組みを進めていきます。
問合せ:町健康福祉課(担当・山本)
【電話】32-6704
■第4期美浜町健康づくり計画及び第2期美浜町国民健康保険保健事業実施計画を策定
町では、このほど、第4期美浜町健康づくり計画「健康みはま21」及び第2期美浜町国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)を策定しました。
健康みはま21は、町の健康課題である心臓病や脳血管疾患等の循環器疾患を予防するため、減塩と減量を2本柱とする健康づくり運動を強化して推進するもので、データヘルス計画は国民健康保険被保険者の健康保持と増進に資することを目的としています。
今回策定した健康みはま21は、これまでの健康づくり運動「げんげん歩楽寿」を「げんげん運動プラスUP」にバージョンアップし、糖質の適正摂取を切り口に減量対策を強化しました。
また、データヘルス計画は、生活習慣病の重症化予防や国民健康保険被保険者全体の健康増進を目的として次の取り組みを行います。
▽健康増進の取り組み
(1)自分の健康に関心を持てる環境整備
(2)げんげん運動プラスUPの推進
(3)禁煙対策
(4)重複・多剤の取り組み
▽生活習慣病の重症化予防の取り組み
(1)糖尿病性腎症
(2)肥満・メタボリックシンドローム
(3)虚血性心疾患
(4)脳血管疾患
今後、町では、当計画に基づき「健やかでぬくもりのあるまち」を目指して健康づくり施策を推進していきます。
問合せ:
町健康福祉課(担当・中西)【電話】32-6704
町住民環境課(担当・浜野祥子)【電話】32-6703
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