みはまシナプスプロジェクト 美浜町公設塾「放課後教室サン」活動報告 VOL.2

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令和5年10月25日に開塾した美浜町公設塾「放課後教室サン」では、約5カ月の間に子どもたちの輝く笑顔や成長の場面にたくさん出会うことができました。今月号では、令和6年1月から3月の活動をご紹介します。(令和5年10月から12月の活動は、広報みはま2月号を参照)子どもの「学びと挑戦」に大人も関わり、にぎわいの芽がムクムク成長中!

■テーマ型授業《仕事編・金融編(特別授業)》
◆テーマ授業の内容
▽仕事編(1/17～2/9　全4回)
仕事とは何か、なぜ人は働くのかを学び、仕事ライフワーク体験、ゲストの仕事観を取材する新聞記者体験を実施しました。

子どもたちは職業マップを見て、世の中にある仕事の数と種類にとても驚いていました。「大人になったらきっと自分も仕事をしているのだろう」という漠然とした思いから働く意味を知り、大人の人生観や体験を通して未来の選択肢の広がりにワクワクしたことと思います。

▽金融編(3/20　1回)
金融編(1回)を通して、職業・収入・支出・貯金・投資・時代を見通す重要性を体感しました。

選んだ職業によって毎月の収入に振れ幅があったり、世の中の動きによって投資先に大きな変化が訪れたりとドキドキの連続!何を優先し、どう選択していくのか、自分の力を信じ、自ら考え決断していく大切さを子どもも大人も楽しみながら学んだ3時間でした。

■町が目指すにぎわいのテーマの1つ「人づくり~学びと挑戦を育む~」を見える形に!
(1)「放課後教室サン」のロゴが完成!
子どもたちの探究心をかき立てながら、人とのつながりを広げ、子どもの未来を明るく輝くものにしていきたい。また、子ども、大人、世界の3者が交わり、新たなひらめきが生まれる世界観を表現しました。
(2)ポスター・パンフレット・映像・特設サイトが完成!
令和5年度の塾生とともにポスター・パンフレット・映像を制作しました。美浜の子どもたちの躍動感・学びに対する姿勢が詰まっています。
また、「放課後教室サン」の取り組みを始め、美浜の「学びと挑戦」を発信する特設サイトも始動しています。
今後、これらの媒体を有効に活用し、美浜町が目指す「学びと挑戦」を伝えていきます。

※左記から映像・特設サイトをご覧いただけます。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■社会課題プロジェクト《ビジネス編》2/14～3/15　全5回
町の課題×子どもの挑戦

「町ににぎわいを生み出す」を目標に掲げ、「ビジネスとは何か」を学び、北陸新幹線開業イベントで「ビジネスで稼ぐ」を実践したプロジェクトです。

これまで「お金を稼ぐ」ことを身近に感じていなかった子どもたちですが、授業を受けた後にはお店の求人広告に興味を持ったり、「売れる工夫」という視点で商品や陳列棚を見たりするようになったと保護者の方からお話をいただきました。
ビジネス編で扱う商品は、新庄・大谷原のサツマイモで作ったお菓子。イベントに訪れた人たちに美浜のよさを伝えることも重要ポイントだったので、小学6年生代表7人は新庄の「わいわい楽舎」を訪れ、生産者の方々にインタビューも実施しました。
子どもたちはそれぞれの授業時間だけでなく、オープンスペースや休日の時間も使って制作を行う等実践に向けて、とても大きな熱量を感じました。

■北陸新幹線敦賀開業イベントで「サンマーケット」を実施
社会課題プロジェクト《ビジネス編》の集大成!
社会課題プロジェクト《ビジネス編》の実践の場は3月16日に開催された「行こうよ!おいでよ!美浜駅つながるフェスタ」。子どもたちは大谷原のサツマイモを使って、小学生はサツマイモチップス(2種)、中学生は焼き芋の販売に挑戦しました。
お店の名前は「サンマーケット」で子どもたちは手作り看板を持って大きな声で呼び込みをしたり、笑顔で丁寧な接客をしたり、積極的に会場整理をしたりととても柔軟な対応で「手作りお菓子で利益を生み出す」「自分たちの想いを届ける」を実践していました。
購入していただいた方には、サンキューカードを記入してもらい、たくさんの「ありがとう」を届けていただきました。

■令和6年度の予定
◆放課後教室サン
水曜・金曜

▽小学生の部
午後5時30分~午後7時
定員：各15人

▽中学生の部
午後7時30分~午後9時
定員：各10人

◆オープンスペース
火曜
午後4時~午後6時
※どなたでも利用可能です

◆New
公設塾・高校生バージョンが始まります。《7月開塾予定》

◆まだ間に合います!
放課後教室サン　小学生の部
定員まで若干名の余裕があります。興味のある方は、まちづくり推進課までお問い合わせください。
【電話】32-6701

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